『うみらぼハッカソン —AIと作る、地域課題の新しい解決方法—』 イベントレポート
こんにちは!うみらぼ事務局です。
今回は、2023年12月16日・17日に、うみらぼで行われたイベント
『うみらぼハッカソン —AIと作る、地域課題の新しい解決方法—』のイベントレポートをお送りします!
12月16日
AI講座 @志摩市立図書館
まずは、AIの基礎を学ぶ講座からスタート。
AI講座には25名が参加しました(うちハッカソン参加者13名)。
志摩市在住の方から、遠くは静岡や大阪まで、地域の内外から多くの方にお集まりいただきました!
今回、AI講座の講師を務めたのは、東京のIT企業で働くエンジニアの船坂さん。
AI活用の基礎の部分から、じっくり解説していただきました!
(船坂さんのインタビュー記事はこちら)
AIの種類や発展の歴史、AIを使う上での注意といった基礎の部分を学んだのち、いよいよAIとの対話に進んでいきます✍️
最初は簡単な対話からはじまり、徐々に難易度が上がっていきます……!
最終的には、「思い浮かべているものを、いくつかの質問から当ててくれる『AIアキネイター』の制作」まで到達しました!
実際にAIと対話をしながら、活用方法を学ぶことができました。
2時間があっという間に感じられる充実度でした!
日頃からAIを活用している方から、AIをさわったことがない方まで、さまざまな方にご参加いただきましたが、誰も振り落とされることなく講座を完走できました🏃♂️
参加者の皆さんの集中力、すばらしかったです✨
講義では、実際にさわるところまではいきませんでしたが、AIに画像を生成してもらう様子もお見せしました。
地域課題ヒアリング @CO Blue Center
AI講座の後は、志摩市の地域課題に向き合い、地域で活躍する事業者を訪問しました。
訪問したのは、国府の浜から90秒の場所にある『CO Blue Center』という複合施設。
この場所を運営し、志摩市や伊勢市で事業を営んでいる東山さんにお話を伺いました。
東山さんの取り組みは、人と人とがつながるようなカフェ・結婚式場から、サーフィンの町である志摩市・国府エリアの町内の取り組みまで、多岐にわたります。
参加者からもさまざまな質問が飛び出し、刺激的な時間になりました。
また、CO Blue Center の見学もさせていただきました。
ベンチャー企業が入居していたり、サーファーが集うコーヒースタンドがあったり……
CO Blue Center の「安らぎながら働く」というテーマは、まさにうみらぼが目指すところでもあります📝
東山さんのお話からさまざまなヒントをいただいたところで、初日のプログラムは終了。
明日はいよいよ、AIを活用したハッカソンです!
宿泊者は志摩市内の離島民宿『石山荘』にお世話になりました!
各地から集まったメンバーで、まったりとした時間をすごしました🏠
12月17日
AIハッカソン @うみらぼ
2日目は実際にAIを活用するプログラム。
「AIを活用して、志摩市の地域課題を解決するアイデアを考える」が今回のハッカソンの課題です。
会場はうみらぼ!今年一気に改装を進め、見違えるほどキレイに✨
この日は天気も良く、英虞湾の美しい風景を見ながらの作業となりました☀️
参加者は3つのチームにわかれて、どんな地域課題があるかディスカッションするところからスタートしました。
チームのメンバーやAIと意見交換しながら、発表のテーマを決めていきます。
疲れたら、作業場所を変えてリフレッシュ🌊
働いたり癒したり……うみらぼで、自身のクリエイティビティを解放するような過ごし方をしてみませんか?
(うみらぼは2024年4月に、キャンプ&コワーキング施設としてグランドオープン予定です)
お昼休憩の後に、うみらぼの広報サポートを務める三上さんから「発表の心得」を伝授していただきました✨
三上さんの話に会場が一瞬で引きこまれていきました……!📝
今回の発表だけでなく、普段の仕事や学校に持ち帰っても役立つ「発表の心得」でした!
(三上さんのインタビュー記事はこちら)
そうこうしているうちに、発表まで残り数時間……
発表に向けて、議論を深めていきます!
発表スライドで使う絵をAIに描いてもらったり……
講師の船坂さんにアドバイスを求めたり……
自分たちの提案を、うみらぼ代表の川野に見せて話を聞いたり……と、
あの手この手で、提案をより良いものにしていきます📝
今回のイベントは、『イヨシコーラ』さんに特別協賛をいただきました🍹
疲れた頭をイヨシコーラでリフレッシュ!最高でした✨
いよいよ発表!
あっという間に発表の時間です!
各チーム、短い時間で集中して、志摩市の課題に向き合いました。
Aチームは志摩市の海の環境を守る活動に焦点を当てた提案。
ボランティアに対価がないことを問題視し、さまざまなモノ・コトを対価にすることで持続的な活動を後押しする、という提案でした🌊
Bチームは「課題を感じていないことが課題!」と大きく切り込みました✍️
その上で、人口減少によって引き起こされるさまざまな課題を解決するため、コンパクトシティ化の提案をおこないました。
『伊勢志摩の新たな波 持続可能なコンパクトシティへの航路』というタイトルは、AIによる提案だそう。
Cチームは、志摩市に住むメンバーの「本との偶然の出会いがない!」という切実な思いから、移動書店を提案📖
選書や出店場所にAIを活用するというアイデアは、かなり現実味がありそう……!
各チームの分析に、見学に来た志摩市役所の皆さんも大きくうなずかれていました。
短い時間での議論・発表準備でしたが、素晴らしい完成度の発表になりました!
アイデア出しや資料の作成、タイトルのネーミングなど、さまざまな場面でAIを活用し、どのグループも効率よく準備を進めていた印象でした。
ご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!