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「人を動かす禁断の文章術」要約

こんばんは。夜中の投稿失礼します😭

実は、今日昼間にたっぷりと寝てしまい、やらなければならないことをこんな時間に消化している状況です、、、

今日は、あのメンタリストDaigoが書いた、文章力についての本を紹介します。

早速ですが、皆さんは文章によって人を動かす自信はありますか?

著者は、文章とは“相手の想像を掻き立て、行動を起こすのに役立つツール“だと主張します。また、ビジュアルや声のトーン、言葉の使い方などに気を配らなければならない会話と比べて、半永久性・複製可能性もを備えた文章は、鍛え方次第で誰にでも上達するスキルなのです。

そのスキルについて、これでもかというくらい丁寧に説明してくれているので、学習していきましょう!

まずは、ありきたりな文章を名文に変える方法についてです。早速ですが、

「なぜか?という疑問を持つことは重要だ」

というあたり前なことを伝えている文はどうしたら人の心を動かすでしょうか?

「なぜか?という問いは、その答えの100倍重要だ」

元の文と比べて、人の心に刺さりやすい文章になっていませんか?著者は、過剰で具体的な条件を示す言葉を組み込むことで、ありきたりな文が明文に変わると主張しています。

次に、たった3ステップで人を動かす文章にできる方法を紹介しています。

1 あれこれ書かない

→これは、「人は受け取った情報が足りない時、想像や予測で判断する」という心理学の法則に基づく方法です。伝えたいという気持ちが大きすぎるばかりに、あれもこれもと情報を詰め込みすぎていませんか?人に刺さる文章とは、簡潔で端的なものであり、相手の想像を掻き立てることができれば十分なのです。

2 きれいに書かない

→きれいに書くことは“記憶に残らない“ことだと主張します。例えば、中学や高校で習った形式的な手紙の書き方。「拝啓〇〇様 外に出た時の風の冷たさが、寒い季節の到来を示す時期になりましたね。云々かんぬん、、、、」このような文を1年後に思い出してくださいと言われても、ちっとも思い出せないですよね。相手の心を動かすためには、論理ではなく感情が大切だとなのです。また、自分が感情を抑えて文章を書くと、ミラー効果によって相手の感情も抑えられてしまうそうです。

ここで、文章の改善例で面白いものがあったので紹介します。

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『ねぇ私のこと本当に好き?』という言葉は、人の論理的思考ではなく感情からきている言葉ですよね。このような言葉を使ったキャッチコピーが人の心を動かすというのは、見ての通りだと思います。

3 自分の立場で書かない

→文章を書く際にはマインドリーディングが必要だそうです。マインドリーディングとは、文章を読むターゲットを分析して、それをもとに言葉を選んで文章を書くということです。多くの人は自分が書きたいことを書いてしまっています。しかし、文章は書いたら読んでもらえるものではないということを自覚することが必要です。大事なのは、相手が読みたくなるような文章を書くこと!

このマインドリーディングの考え方について、著者は具体的にどのような方法で相手の興味を誘うことができるのか、7つのポイントを解説しているので、紹介していきましょう。

(トリガー1)興味

相手の興味を探るためには、SNSチェックが有効だと言います。確かに、いいねやツイートの内容を見てるだけで、相手がだいたいどんな考え方なのか、どんなことに興味を持っているのかわかってきますよね!いい時代だ😃

(トリガー2)悩み

人の悩みの9割はHARMに集約されるそうです。H=Health(健康)、A=Ambitions(夢、希望)、R=Relationship(人間関係)、M=Money(お金)です。また、この悩みに世代を掛け合わせれば、占い師のように相手の悩みにズバッと切り込んだ文章を作れますよ!

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高校生×Health=「高校に入って、周りの友達と比べて太っているかも?と思い始めた女子高校生注目!」

(トリガー3)ソン・トク

行動経済学でノーベル賞を受賞したダニエル・カーネマンは、人間は5000円の得よりも5000円の損を重く感じる人間であるということを実証しました。

アメリカのあるデパートでは、「5年返品無料サービス」という取り組みをしているそうです。デパートで買ったものが5年間は返品できるってとても素晴らしいサービスですが、破産しないの?と心配になりますよね。しかし面白いのが、この取り組みでは「返品可能期間を長くすればするほど返品率は下がっていく」そうなのです!驚き、、、 というのも、人間は損をしないと思うと安心し、積極的に行動をするからなのです。そして、一回行動してしまえば、返品するのもめんどくさいし、となり返品率は下がるそうです。

(トリガー4省略)

(トリガー5)みんな一緒

社会心理学では、社会的証明=みんながしていることは正しい、という概念が実証されています。

これを生かした文章の例

「いつまでも肌が綺麗なセレブたち。その秘密は『水』にありました。」

(たち、という言葉に「みんな一緒」の意味が含まれる)

おー、、、✨ 確かにその水はどんな水なのか気になりますし、何なら買わなきゃ!という気持ちになりますよね。文章ってすごいなぁ。

(トリガー6)認められたい

様々なSNSが盛り上がっている現代。そのSNSは人間の根本の欲求である「認められたい」という気持ちを利用しています。多かれ少なかれ、この気持ちはどんな人間にも存在するので、文章を書く側はこれを活かすのに損はしません。気が強い上司には「こんなの初めてです!」(美味しいご飯に連れて行ってもらった時)「変わりました!」(アドバイスをもらった時)「憧れます!」(自慢話を聞いた時)といった言葉を加えるだけで、だいぶ関係が円滑になります。

(トリガー7)あなただけの

人間には希少性に価値を見出すという性質があり、「限定販売」や「在庫僅少」といった言葉に非常に弱いです。この性質を使い「あなただけの」といった言葉を文章に加えるだけで心を動かすようになるのです。

以上がマインドリーディングについての7つのトリガーでした。

この章の後には、実際の文章の書く順序や抑揚の付け方などが紹介されるのですが、1・2章に比べると重要性は低くなるかな?と判断したため省略させていただきます。

いかがでしたか?

人の心を動かすキャッチコピーを作れる人を見て「羨ましいなぁ」「でも私はセンスないからなぁ」とか思っていませんでしたか?

ですが、この本には、そういった自分の能力の可能性にふたをしてしまうような思い込みを打破する力がありました!

ESやら面接やらに追われている今読んでおいて本当によかった😊

この本を読んで彼氏へのメールを打ち直した私は、完全にDaigoさんの文章によって行動を変えられてますね。Daigoさん圧勝や、、、

明日はずっと読みたかったホリエモンの「東京改造計画」を読んでみようと思います!ではまた👋

うみえ


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