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こいぬよ(日々のトコトコ日記)

最近「子犬のこいぬ」という漫画が胸にささって好きすぎて苦しい。
大人なのか子どもなのか分からない子犬が(いや、「子」犬だから子どもなのか)失敗したりはしゃいだり悲しんだりよろこんだりする、かわいくてかわいそうで愛おしい漫画なのだけど、私はあまりの愛おしさとかわいそうさで胸が苦しくなって落ち着かなくなってしまう。
なぜあんなにもシンプルな犬の顔が、喜びや悲しみをピュアに映し出して心の中のやわらかな部分をわしづかむのだろうか。
1巻の「ぞう」や「先輩と後輩」なんて、胸がいっぱいで走り出しそうになってしまった。
2巻の「化け犬組合」「旅に出る」なども泣ける。
設定もよく分からないまま、謎展開に笑顔になったり、胸を撫で下ろしたり、読み終わった後も余韻でゆらゆらしてしまう。
こいぬは何をしていても、こいぬの感受性と素直さで生きている。
そのことが尊い。

iPadにステッカーを選りすぐって貼った。
ウミガメといっしょに水に弱いマントで飛ぶように泳ぐこいぬ(イメージ)と、餅を食うこいぬ。
のびる餅が、食べたくなった。

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