発語から1年の記録
エン様(子どものあだ名)が初めて喋ったのは2023年7月、生後11ヶ月頃の「ママ」だった。初めてママと呼ばれた時の驚きは今でもはっきりと覚えている。そしてすぐに「パパ」も言えるようになった。
3語目が出てくるのに3ヶ月かかった。「わんわん」。その後は「ぶーぶー」など、少しずつ増えてきた。
この一年間発語記録をしていたので、どんな経過を辿ったのかマクロな視点で分析してみた。
●改めて、品詞のお勉強
英語や古文の授業では意識していた品詞、すっかり忘れていた。改めて日本語の品詞を振り返ってみよう。
このうち、エン様の発語の中で一番多かったのは名詞。次点は動詞。逆に0個だったのは形容動詞、連体詞、接続詞。
2語文、3語文は名詞と動詞の組み合わせだったのが、最近(発語から一年)助詞・助動詞を使うようになった。最初は「パパ、いない」だったのが「パンを買う」、「じじのおうち、暑い」など、助詞・助動詞を使うことで文章らしくなってきた。
●語彙爆発
急に語彙が増える時期のことを語彙爆発という。定義は研究によっていろいろあるらしい。
エン様の発語記録を見ると、2024年2月が最初の語彙爆発なのかと思う。1歳6ヶ月、初めての発語から7ヶ月目。
そして第二の語彙爆発が、まさに今来ている。2024年7-8月の語彙はカウントできないほど。スマホにメモるのが追いつかない。
●発語記録
お待たせしました。本題の発語記録です。
当然の如く、名詞が多い。固有名詞や代名詞、数詞なども含んでいる。自分の名前も言えるようになった。
動詞は「帰る」「飲む」「いきたい」「いた」など、活用や時制のいろいろなものが混ざっている。動詞の最初の発語は「食べたい」で、いかに食い意地張っているかがわかる。
形容詞は「楽しい」「大きい「小さい」など。
副詞はひとつだけ、「きらきら」。
感動詞は「ありがとう」「こんにちは」「おやすみ」など。
助詞・助動詞は「の」「を」。ぼくのパン、パンを買う、などうまく使い分けている。
理系でよかったなと思うのは、データを記録する習慣がついたこと。数字で見ると語彙爆発の時期や発達のスピードがわかる。
本当にただのN=1の記録ですが、どなたかのご参考になれば。
≪終わり≫
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