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書評

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妊娠・出産・育児本の書評
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#書評

子どもの教育にお金かけた方がいいのか問題に一旦答えを出した

 もしかして、私の考え方が子どもの可能性を制限している……?  そう思い始めたのは、転職…

よだれ痕いつの日か薔薇の刺青に 俵万智作『プーさんの鼻』

 俵万智、といえばサラダ記念日の作家。あの歌は有名だけど、でもあの歌しか知らなくて、そも…

『ポストイクメンの男性育児』を読んで夫がめちゃくちゃ頑張ってることに気付いた

「GW旦那がずっと家にいる最悪」 「ありえへん、旦那が水でミルク作ってた」 「夫が風邪っぽい…

女の敵は自分。『LEAN IN』が教えてくれたこと

 本屋で平積みされているのをよく目にしていた。でも今の自分には関係ないだろうと思っていた…

乳首はアメチェか液晶か。川上未映子『きみは赤ちゃん』

 乳首。あなた今ちくびって読んだでしょ。にゅうしゅ、と読むと専門用語っぽくて少しかっこい…

育児に疲れたら『とりあえずお湯わかせ』

 赤ちゃんが生後4ヶ月になり、少し生活に余裕が出てきた。amazonで柚木麻子さんの育児エッセ…

書評『ふたりは同時に親になる』

 共働きでも専業主婦(夫)でも大企業勤めでも中小企業勤めでもフリーランスでも、あらゆるプレママ・パパが読んだ方がいい! 小さな出版社の本ですが、2022年1月時点で5刷まで重版がかかり発行部数1万部を超えています。私はこの本を夫から渡され、夫は会社の方から勧められたそうです。良書はこうやって口コミで広まっていくのだなと思う。ほんとに、読んで。特にプレパパ。 ●空回りする夫たち 出産準備は全部私(妻)任せ、子育てのことは自分から調べず私が教える、体形の変化をからかわれる、家事