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夏の終わり

夏が終わる。あっという間に8月最後の週末が終わろうとしている。学生の頃は夏休みがあったから夏の終わりがやけに寂しくて離れがたいものだったけれど、社会人になってからは学生の頃のような夏休がないので夏だろうがなんだろうが変わらない日々を過ごしている。だから、あの頃程のような切なさはない。

私は、夏生まれかつ自分の名前に「海」という字が入っているくせに夏があまり好きではない。ジリジリとやる気を失くすような暑さ、ベタベタと肌にまとわりつく湿気。夏のキラキラとした陽気さよりも自分にとっては嫌なものが真っ先に浮かんでしまう。

だから、夏の間は冬を待ち侘びている。

冬のキン…とした空気がとても好き。実家にいた頃は、寒いのは分かっているけれど寝る前に窓を開けて冬の空気を部屋にいっぱい取り込んだりしていた。涼しくなった部屋でもふもふの羽毛布団に包まれて眠るのがとても心地良い。ああ、早く冬が来ないかな。

それでもやっぱり、一つの季節が過ぎ去っていくのは寂しい。

今年の夏は、悲しいことにコロナに罹ったり仕事がバタバタしてたりであまり夏らしいことができなかった。

ようやく、昨日海に行って花火を見て夏を感じてきた。ジメジメとした暑さは嫌いだけど、海を眺めているのは好き。夕方になると海水浴客も減って昼間よりものんびりした時間が流れて良い。

海の家でビール片手に花火をのんびり眺める。あ〜ようやく夏だ。もう終わろうとしているけれど。

花火の写真も撮ったけど、うまく撮れずなんだかしょぼく見えてしまうので今回の花火は載せないでおこう。代わりに5月に観た逗子の花火大会の写真をお裾分け。


生まれてこの方、実家を出てもなお湘南といわれる地域に住み続けているので、海はそれなりに身近な存在。だけど、やっぱり海を見ていると特別な気持ちになるのはなんでなんだろう。

自分の名前に海が入っているだけあって、縁を感じてしまうのかもしれない。

夏の海。見納めできてよかった。

では、また来週🙋🏻‍♀️

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