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【留学】1年間留学しても自分は変わらなかった話#1

こんにちは、うみです!今回は私の留学についてお話ししたいと思います。と言っても皆さんが想像するような体験記とは一味違った内容になると思います。そんな少し違った(?)体験を書こうと思います。

(1)なぜ留学したかったか

私が通っていた大学は外国語系の大学だったため、「留学したいからこの大学を選んだ!」という人が多かった。私はというと、大学入学当初は「どちらかと言えば、留学したいな〜」と思っている程度だった。(意識低い)

しかしそんな私の心に変化が起こったのは、大学2年生の頃だった。私の大学では英語のレベル別でクラスが決まる。1年生は真ん中のクラスだったが、2年生になると上級者のクラスになっていた。そのクラスにいる子の英語のレベルに衝撃を覚えたのだ。必死に予習をやらないと追いつかないし、置いて行かれる。自分の今の英語力ではダメだと感じた。

さらに私生活でも、自分に劣等感を覚える事が多くなった。例えば、アルバイト。私は大人しい性格で、自分からコミュニケーションを取る事が苦手だった。会話をするにしても極度に緊張してしまい、面白い事も言えない。そんな大人しくて、行動力がなくて臆病な自分が心底嫌いだった。当時飲食店で働いていたが、陽気な職場の仲間達についていけすぐに辞めてしまった。サークル活動や他の活動をしていても、同様の事で悩むようになった。

そんな事が重なり、海外に行って英語力を上げるだけではなく自分を変えたいという思いから留学を決めたのだった。英語力を上げる事も大切だったが、今思い返してみると自分を変えなくてはという思いの方が強かったように思える。

(2)留学中直面した大きな困難

国はオーストラリアに決めた(経緯はここでは省略します)
私の留学プランは
4ヶ月→語学学校(大学の授業を受けるための英語力が足りなかったから)
6ヶ月→現地の大学の授業を取る

だった。最初の語学学校ではクラスでは数少ない日本人だったため、みんなに注目され自然と友達ができた。しかし問題は大学に入ってからだった。

誰も話しかけてこない。。。(=友達ができない)

すっかり語学学校で自惚れていた私は、誰も自分に話しかけてこない事にショックだったのだ。(大人しい自分を変えたくて来たのに何をやっているんだ。。)しかも現地の大学では、ペアやグループで取り組む課題が多かった。また語学学校を出たとは言え、自分の英語力にはまだ自信がなかった。だから友達がいない事は尚更状況はまずかった。

(3)ある授業で出会ったインドネシア人の学生

そこで満を侍して、自分と同じく1人で不安そうな学生を探した。いた。1人大きな荷物を抱えて不安そうにキョロキョロしている学生を。自分と同じ匂いがする。私は尽かさず

「隣に座って一緒に授業受けてもいい?」と聞いてみた。

そうしたらその学生は「もちろんだよ!!」と言ってくれた。その後は特にペアワークもなかったので、黙々と2人で授業を受けた。授業を受けている最中、「ひとまず声はかけれた、、」とほっとする反面、「ちゃんとこれから友達になれるかな、、」と不安な気持ちがあった。


記事が思った以上に長くなりそうだったので、一旦ここまでにしたいと思います。#2で完結となります。

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