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「FIVE YEAR DIARY」に励まされ


昨年から使い始めた5年手帳。これが優れものだった。

お陰で2023年1月わたしは元気になった。


スタートアップとは響きだけはいいけれど、笑っちゃうほど上手くいかなかった。後退した? と自問したくなることばかり。

必死に走った2022年。

けれどなんの足跡も残せなかった。

何も見えなかった。

ところがメモ程度の記録しか残していないはずのこの手帳、それが思っていた以上にいいのだ。

その良さに気づいたのは、年が明けて間もなくのこと。

同じページの一行目が昨年の自分、2行目が今年の自分。

昨年2月にはnoteの創作大賞にチャレンジした。そこから何を感違いしたのか、わたしは執筆活動に入ってしまった。フリーランスになったばかり。それなのにわたしは人生で最もふわふわとした半年を過ごした。

スタートアップはイチになれた人だけが笑う世界。

ゼロイチでは別世界。

その差は気が遠くなるほど離れてもいる。

一年を過ごしてみて、そのことだけはよく分かった。


思えばこれまで夫が動きやすいよう、活躍できるよう、健康でいられるよう、わたしは常に夫の人生を優先して生きてきた。そんなわたしが還暦過ぎて外に出ようというのだ。誰だって相手になどしない。

けれど夫が今それを後押ししてくれるようになった。

必死で動きはじめるといつだって彼は応援してくれる、そのことだけは知っている。


5年手帳はいい。

前にいるのは去年の自分。

はじまったばかりの2023年、コツコツと進んでいきたい。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。


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