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SNSで配信をする意味を考えた日
こんばんは。
わたしは現在noteを書き始めて4年目、そしてスタンドエフエムでラジオ配信をはじめて3年目になります。
もちろん、わたしの配信は個人メディアですので、社会に大きな影響を与えているわけではありません。
けれど、昨日、ちょっとした出来事がありました。
マスメディアでは、うっかり読んだ記事や、うっかり聞いたラジオで、自分のやる気やモチベーションがすっかり削がれてしまうという経験をすることがあります。観たくないものを見てしまったり、聞きたくないものを聞いてしまったりすることがあります。けれどわたしはそれを個人メディアで経験したのです。
初めてのことでした。
もちろん、それは誰か特定の人へ向けられた内容ではなかったのですが、ベッドに入って気づいたのです。眠れないと。
その時感じたのは、たとえ個人メディアでも、それもまたメディアだということです。
声も文字も、発信する人が思っている以上に、受け取る側は多くの情報を受け取っているのだなぁと思えたのです。それがメディアの力なのでしょう。そして、偶然誰かが目にしたり、耳にしたりすることがあるのは個人メディアでも同じです。
わたしは自分が穏やかでいられる配信が好きだという事に昨夜はっきりと気づきました。
恐らくそれは表現によるのだと思うのです。どんなに悔しいことでも、どんなに腹立たしいことでも、どんなに不安な事でも、人に伝える術はあると思うのです。
それを確信したのは、今朝、美しい詩の朗読を耳にした時でした。
わたしはやはり、美しい響きや、尊い考え、優しい思いや、楽しい思い、そして清らかな魂のこもった作品に出合いたいと思っているのだと気づいたのです。
言葉は魂だと思うのです。
それをどう使うのかはその人次第。
しかも、その魂である言葉は、誰でも自由に使えます。
わたしが今朝耳にした詩はスタエフでラジオパーソナリティをされているツクシノコトバのツクシさんの詩です。
テーマは争いのない世界になってほしい、だそうです。
「この道の向こうの向こう」
どこから来たのかって?
この道の向こうの向こうから歩いて来たんだ。
どこに行くのかって?
お城が見えるだろう?
僕たち、お城のトンガリ屋根を目指して来たんだ。
大砲が窓から覗いているあの場所だよ。
僕たち、お菓子と本とトランプを持ってきたんだ。それから音楽も。
楽しいことがあれば争うなんて面倒なことはどうでもよくなると思うんだ。
彼らは知らないのかもしれないけれど、トンガリ屋根の窓からは僕らの町の海がみえるはずなんだ。
大砲が邪魔して見えないのかな?
この道の向こうの向こうには敵意じゃなくって、ハーモニーを届けてほしいんだ。
僕たちの大切な家族と友達が笑っていられるように。
この詩は朗読フリーです。
作者の願いが大人にも静かに伝わってきます。
そして、わたしも初めてスタエフで詩の朗読をしてみました。
すると、もやっとした気分をこの詩が洗い流してくれたのです。これぞ言葉の力でした。
柔らかく美しい言葉が好きです。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※お読みいただきありがとうございます。
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※スタエフでもお話ししています。
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