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リアルな暮らしにも、伏線はある
TBSテレビの日曜劇場は毎度力が入っている。推し活とは無縁の暮らしをしているけれど、それでもあの長谷川博己氏が主役、これは観ないではいられない。
というわけで、バタバタ生活のわたしは、先週は3話続けて、今日は先週放送回をCMカットでみた。
そして、わたしは伏線は見逃さない。映画も、テレビも、きっちり拾う。
時に、伏線をそのまま放り出して終わる番組は、密かに、何があったのだろうと勘ぐったりする笑。
ところが、それほどきっちり伏線が拾えるというのに、実生活ではまるで駄目なのだ。
もちろん、リアルな暮らしの中にもそれはある。そして、だいたい後でそのことに気が付く。
なぜ後で気が付くのだろう。
どうして、小説や映画のように行かないのだろうと思うことがある。
で、わたしは思うのだ。
それはきっと、ん?と思う瞬間を見逃すから。
問題は、その、ん?をきっちりキャッチしているか否かの差だと思う。
暮らしの中でその伏線を見つけるコツは、恐らく心だと思う。
心が透き通って静かでフラットな時は、それが引っかかる。けれど、もやもやと濁っていたり、疲れすぎている時、それは作動せずじまい。
だからこそ、何か引っかかるな~と感じる時は、恐らく心がフラットで元気なのだ。そんな時には、まるで推理小説を読むように謎が解けることがある。
先日、たまたまそんなことがあって驚いた。
繊細で純粋で、お守りして差し上げなくてはと思っていた方がいた。ところが、その方がどうにもやり手な方だったのだ。初めて複数人でお会いして、それが垣間見れた。だいたいこんな時、邪魔をするのは自分の思い込み。第一印象で自分の中に強い思い込みがあったのだ。
その瞬間、わたしは腰を抜かしそうになった。もちろん、ほんの一瞬の出来事だったのだけれど、まるでドラマの伏線を見つけたような感覚に襲われた。
これはあくまでもわたしの感覚だけれど、
同じ人に、そのん?が複数回起こる時、それはスルーしてはならない。そこから、ドラマや映画と同じようなことが起こりかねない。
とはいえ、リアルな暮らしの中で伏線があるはずもなく、
伏線と思えるものは、その人が日頃見せない何かなのだろう。
だから、人間は面白い。
明日は『アンチヒーロー』は最終回。けれど明日は観れない。来週の土曜みるつもり。
伏線がきっちり回収されることは、まず間違いなさそう。
それにしても、このドラマはいい。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
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