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人と出会うことの意味


コロナ禍で誰もが引きこもっていた。ただ、わたしは周りよりプラス1年長く引きこもっていたはず。

母との同居を始めて一年は介護に追われ、そこから世の中がコロナ一色となり、通算4年程引きこもり、わたしの世界は家族とSNSだけになった。

ところが、今月「外に出ます!」と公言して以降、恐ろしく沢山の人と会った。そして、わたしはこれから講演活動を始めたいのですとカミングアウトもした。


そこから人生が変わってきた。


振り返ると、こんなふうに人生が変わる時、わたしは必ず人と出会っている。もちろん、今、動き出したのも、人と会い、背中を押されたからだ。もういいでしょう、と。

そして、昨日は、オンラインでお二人とお話しさせて頂いた。

お一人は、過去にわたしと同じ辛い経験をされ、それを超えてきた心の友のような方。その方が、わたしの発信する「女性の労働問題」に以前から共感して下さっていた。何より、彼女は誰も恨むことなく、過ぎたことを一つの経験として再び立ち上がられている。そのお考えがわたしは好きなのだ。そこで、彼女にこれから始める活動を応援して頂けないだろうかと、わたしの方からお声を掛けさせていただいた。

けれど、なかなか返事が来なかった。

いつもなら直ぐに諦めるけれど、以前お話ししたことが忘れられなかった。そこで別なプラットホームで連絡させて頂くと、すぐに連絡がきた。どうやら現在起業中でお忙しくされていたようだった。そして、そのプラットホームは今はお使いじゃなかったようだ。

その方とオンラインでお話しをした。

SNSとは面白いもので、てっきり関東にお住まいだと思っていたけれど、そうではなかった。ただ、タイミングが合えば応援してくださることになった。しかも、関東地方にお住いのお友達のご紹介までしてくださるという。

ありがたい。


わたしは思われているよりも、ずっと本気で女性の働き方を変えたいと思っている。だから時に驚かれる。彼女もそのお一人だった。「本気だったのですね!」と。そこからゆっくりとお話しをさせて頂き、その方が「女性の働き方」についてどんなお考えをお持ちなのかをお聞かせいただいた。

わたしは今は、ゆっくりと人と会い、お話しをさせて頂いている。急いではいない。こうした社会活動は、同じ思いを持った方でなければ絶対にうまくいかないと思っている。反対に、同じ思いを持つ人が集まれば、思いは響き合い、大きな力になると信じている。だからこそ、誰と一緒に動くのかが大切だと思っている。


そして午後には、これまで複数回、スタエフを中心に講演会を開催されてきた方とオンライン上でお会いすることができた。

その方には、講演会を開催することの色々について質問させて頂いた。

彼女はそもそもボランタリー精神にあふれる人だ。それが、実際にお話しをさせて頂くと、思っていた以上にホスピタリティ溢れる人だった。知りたかったことは全て惜しみなく教えて頂いた。こんな素敵な方と繋がれていたのかと、我ながら驚いた。感謝しかない。

今は誰かと会うだけで、恐ろしく沢山の学びを得られている。

4年も家に居たのだ、その感動は以前よりはるかに大きくなっている。どなたにお会いしても、ハッとするような発見が必ずある。


そして、もうお一方、昨日の朝、最寄り駅近く、三つ折りのビラを2枚手渡された。わたしは。選挙にはいくけれど、決まった政党はない。政治からは遠く距離を置く暮らしをしてきている。

けれど、昨朝はなぜかそのビラを受け取った。

そして夕方、ふとそのビラを手に取り、開いてみると、その女性は政治家さんのたまごだった。けれど、そのお顔がなんだか引っかかる。まるで知っている人のようなのだ。どこかでお会いしただろうか。けれどHPで確認しても、わたしとその方がどこかですれ違っている確率はほぼゼロだ。

それから、その方の経歴を読んでいくと、実に多くの社会活動をされてきていることが分かった。まだお若い。気になり、そのチラシからQRコードを読み取り、質問を送らせて頂いた。すると、お返事が来て、今度お会いすることになった。

こちらのご縁はまだ分からない。

ただ、考えてみると、わたしの「女性の働き方」を変えたい!という活動で届けたい先は国会なのかもしれない。政治が変わらなければ、企業が変わらなければ、この活動はただの夢物語だ。これまでずっと遠巻きにしてきたけれど、まあ、考えてみるとわたしも有権者の一人で、主権者の一人でもある。

どんなご縁があるのか、無いのか、まだ分からない。けれど、ふとご連絡させて頂いて、直ぐにサポーターの方からご連絡をいただいた。どんなお話しが聞けるのか今から楽しみだ。


人との出会いは尊いものだと思う。

ご縁があるのかないのかは暫く時が経たなければわからない。

ご縁とは、人智を超えたもののような気がしている。

たとえご縁がなくとも、一人の人と会ったことで、自分の生き方が大きく変わることもある。考えみると、わたしはそんな経験を何度かしてきている。

介護が始まった4年前のわたしは、これから新しい人と会う日が再び訪れるとは想像すらできていなかった。

人生はなかなか面白いものだと思う。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※「女性の働き方」を本気で変えるために活動を始めました。是非あなたもこの活動にご協力いただけませんか?実際に動けなくても、できることはたくさんあります。もしご協力いただけるならHPのお問い合わせ欄、もしくはnoteのコメント欄でお知らせください。よろしくお願いいたします。




※スタエフでもお話ししています。


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