スタエフのliveは、時に度胸試し!
今朝、起き抜けに、ああそうだ、数日前、liveでお話ししたホールディングスの続きを話さなきゃ、なんて軽い気持ちでスタエフのliveボタンを押した。
で、話し出したら、起き抜けで声が出ない。
あゝ。
スタエフでliveを始めてもうどのくらいになるだろう。
とにかく、小さなことが気になる質で、収録すると延々録りなおしたくなる面倒な人間なのだ。だから、Liveしてる、というとびっくりされる。
けれど、それは本当で、liveの後、アーカイブに残すことがわたしにとっての収録なのだ。
liveでちょっと話し過ぎたら、アーカイブに残す前にカットする。
けれど、liveのいいところは、ちょっとどうかな?と思っても、もう誰かが聞いてしまったものだから諦められる。だから、潔くアーカイブをアップできる。
というわけで、わたしにとっては、Liveの方がはるかに時短なのだ。
けれど、やはりLiveはどなたがお聴きになっているか分からない。
話している最中に書かれるコメントが、その話題のご専門の方だったら、ということも普通に起こり得る。
そして、それが今日起きた。
わたしは社会学の視点から世の中をみている。そして、今、起業も考えているため、以前よりさらに「女性の働き方」に関する気になる分野が広がりつつある。
というわけで、今朝は、先日お話ししたホールディングスについて補足したいことがあって話しはじめた。
前回お話ししたのは、
ホールディングスってかっこいいイメージがあるけれど、この大所帯企業で、東証に上場しているのは、事務方さんがほんの少しだけいるホールディングスさんのみ、ということ。
その下にたくさんある事業会社さんは未上場会社です、とお話しした。
ちょっと面倒だし、聞かれないだろうな~と思っていたけれど、意外にも反応が良かった。
知っていそうで、知らなかったというコメントが届いたりした。
嬉しい。この切り口でお伝えすると、硬い話も身近に感じられそうだなと思えると勇気をもってはなせる。けれど、そんなこと知ってるさと100%返されると、まあ、普通に凹む。まあ、そんな厳しい方には、幸運にもまだお会いしていないけれど。
たとえば、このホールディングスのことを、メガバンクなどで考えると面白い。
ホールディングスの下に、銀行さんや証券会社さんがズラリと並んでいて、てっきりどの会社も上場していると思いきや、そうじゃない。それがホールディングスだ。
そして、その未上場会社である各事業会社は、金融庁が指示している人的資本の内容を開示する必要もなければ、開示しないことを責められる筋合いもない。それが、未上場会社の強みだ。
今日はそんな話の続きを話そうと思っていたら、初めてのリスナーさんが、Liveに数名いらした。
初対面、どんな方なのか分からないし、性別さえ分からない。こんな時、途端に目が覚める。そして、コメントを拾いながら話していく。
そのコメントで、ご専門の方がいるようなにおいがプンプンしてきた。そこから、liveの臨場感を一人味わい始めた。
前回の話しのきっかけは、そごう西部デパートのストライキだった。そこで出てきたのがファンドだった。
ルールとしては、ホールディングス側が労働者側にファンドに売却した後の説明をする義務はない。
すると、ファンドの話しや、経営者側の話、そごう西部デパートのストの背景などが、コメントとして寄せられ始めた。やっぱり。予想は当たっていそうだと感じ始める。
わたしが緊張するのは、経営者さんがいらっしゃるとき。なにしろ、わたしはこれから起業しようという人間だ。起業のペイペイどころか、まだぺにも至っていない。そんなわたしが、大先輩に向かってこんな話をするのは、ちとしんどい。
今日、追加して話したかったのはただ一つ。
ホールディングスで人的資本などを各事業会社が出す必要はない。けれど、近頃は、財務報告としての有価証券報告書のほかに、統合報告書を出される企業がありますよ、といいたかったのだ。
企業の現状を説明するための資料をだそうという動きが企業側にあるということ。
そのリスナーさんのお一人は、思った通り経営者さんだった。やっぱり。こんな時、いったいどの立場で話してるの?と軸がぶれそうになる自分に心の中で問いかける。
いや、働くことに関する情報を発信しているスタエフ配信者として、わたしは駆け抜けるしかない。
そして、もちろん、ホールディングスの形を批判したかったわけでもない。トップが監督で、仕事をする人である事業会社が執行と分けられているため、トップが良ければその企業はガバナンスが効いているということになる。
問題があるとするなら監督の部分なのだ。
いずれにしても、企業は、良心があってはじめて社会に役立つのかなと思う。それがたとえ理想でも、その理想こそが必要なのだと思う。
というわけで、今日は久しぶりに朝から度胸試しな配信となった。こんなことにも大分慣れてきた。それでも知らない人といきなり会話するliveは、やっぱりいいなと思う。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※スタエフでもお話ししています。
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