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ぼっち企画  愛を語らせて💖

こんばんは。今日はどんな一日でしたか?

「ん、大丈夫?」なんて言わないでくださいね、だなんて、ね

でもそういうあなたは、について考えたことありますか?

そう、きょうはについて語らせてほしいのです




個の時代だなんて…

昨日、母の病院のつきそいで、きょうは朝から雑務に追われ、そんななか気になっていたnoteの世界を旅してみました

歩いているうちにkojuroさんのお部屋へたどりつき、kojuroさんはふわりとしたいつものkojuroさんで、この「時限」には、いつものように徹底したKojuroさんのペースがありました。そこが笑えるのですが、そんなKojuroさん、どこかはてしなく優しいのです。わたしも女王様になってみたい、そう願ってしまったほど!

そんなシュールなお部屋から、こんどはcandyさんのお部屋へ

そうしたらcandyさん、映画『アリスのままで』を語りだします

記憶がぼんやりとしてきたお母さんに、娘さんが『星の王子様』を読んで聞かせるシーンが書かれています。ここでcandyさん、わざわざ『星の王子様』を連れてきました。そうしたらcandyさんの親子語りに涙がとまらないのです

数年前、だれとも会いたくない時が暫くありました

家事はしてたし、買い物にもいっていたし、本も読んで、映画も観ていました。けれど家族以外誰にも会わなかった。誰にも会いたくなかったのです。正確にいえば、誰にも会うことができなかったのです

そんなちょっと苦しかったころ、夜中に目が覚めます。すると隣に眠る夫を起こしてしまうのです。「ねえ、朝よ」って。でもまだ2時だったり3時だったり4時だったり…

それからだんだん、夜中に目覚めても声をかけてはいけない、そんなことを学習します…

で、ふと目が覚めると、目覚ましを手に、階下へ降りて電気をつけて目覚ましとにらめっこをはじめます。で、ずーと考える。寝てもいいのか、起きなきゃいけないのか、そんなことがわからないのです。たったそれだけのことが考えられないのです

それは一年ほどでおさまりました。行ったことのなかった占いへいってみたり神社へ行ってみたり。溜まっていたものを外へ出しはじめたら、夜、だんだんと起きなくなりました

人を恨んだことは、ほんとうにはきっと誓ってありません。ただあの時は、抱えきれないほどの傷がわたしの体と心をすっぽりと包み込んでいました。そんな傷を癒すことに消耗してしまっていたのです

だから、記憶を失うアリスのことがわかるののです

考えるってことが難しいってことが。そんなことが起こるってことがリアルにわかってしまったのです。なぜって、いまでもあの目覚まし時計の顔が忘れられないのですから

ただ、一年もかかってしまいましたけれど、夜起きなくなったのにはちゃんと理由がありました。それは、若き日、自分で愛を取り戻していたから。自分自身への愛を。しっかりと



もっと自由で

そのcandyさんの語りの途中、数日前に観た映画、『スパイの妻』が想い出されたのです。それは記憶にこびりついてしまった、深くて奥行きのある確かな映像です。それから、それは触れるもののない不確かな映像でもありました。そんな映画だったのです

で、candyさんの『アリスのままで』の記事を読んでいて、ふとその残像の意味が分かった気がしたのです。だから、それが逃げてしまわないうちに書き留めておきたくて、あわててPCの前に座ったのです

どうしてあの映像なんだろう、ずっとそう思っていました

見当違いかもしれないのですが…信頼と嫉妬がテーマだとおもってたあの映画、それなのに映像が頭から離れない。きっとそれじゃなにかが違う、そんな気がしていたのだと思うのです

で、あ、そうなんだと気づいたのです

それはもっと広くてフェアで確かなものなんじゃないかと。そう感じたのです。線で隔てることのできない確かでしっかりとした強いものだと。記憶に残ったものを言葉にすると、きっとそんなものだったのだと思うのです

そして、それがなんじゃないかと



正しいことは揺れるから

かつて作家の森瑤子さんの小説をよんでいた頃、タイトルは忘れてしまったのですが、きっとそれはエッセイで、瑤子さんがイギリスにいかれた時のお話しで、素敵なご夫婦とおしゃべりされたのです。けれど、あとで人づてに知るのです。その2人は別れることが決まっていると

そのわけは…語ることがなくなってしまったから

そんな小説やエッセイを読んでいたまだ30代の頃、わたしも夫と語ることがなくなっていました

夫とわたしは時代の変化で変わる正しいものについていけなくて、古くなった正しいものの中でずっと孤独だったのです

あの時は気づかなかったのですが、強くて自分勝手な人だと思っていた夫は、それほど強くはなくて、優しい人でした。きっと夫は、わたしの厳しさに太刀打ちできなかったのでしょう

ちょうどわたしたちの世代は大きく揺れていて、夫は帰りたくても帰れなかった。家に居られなかった。今振り返ると、わたしたちの心はどんどん離れて、もうどうすることもできないほど互いの心に距離が生まれていました

でも、右を見ても左を見てもそれは同じで、それを決めたのは夫でもわたしでも、お隣のご主人でも奥さんでもありませんでした。もう誰がそれを決めたのかすらわからないまま、夫はずっと夜遅くまで働き、遠くまで出張にでかけていました

気が付くと、子どもはすっかり大きくなっいました



愛を語りたい

で、ずっと考えていたのです。何がしたいのだろうと。わたしはnoteになにをしにきたのだろうと。どこへ向かってあるいているんだろうと。これからどう考えて、何をすればいいのだろうと。なんどもなんども立ち止まり考えていました

真面目だねって笑われても構いません。けれどようやくわかった気がするのです。わたしは愛が語りたかったのだと

なぜって、

愛はそのままでいいから

愛は語りあうことだから

愛は傍にいて想像してあなたを分かろうとすることだから

だから、わたしはこれからを語ります

想像することは美しい。けれど知らなければ想像することさえできません。誰が悪くて誰が悪くなくて、もしかしたら誰も悪くないということも、知らなければ見当違いになることだってあるはずです

ですから、わたしは語りたいのです。小さなことを隅々まで。それは語ることがなくなってしまったかつてのわたしたちのような人たちへ送る言葉

ただ語りたいのは善悪ではありません

善悪は、時代とともに変わっていくことがあります。わたしが語りたいのは事実です。そしてちょっと前の出来事

それは語る言葉をなくしていたあなたを楽にしてくれるはずのもの

だって、わたしはきっと誓って誰も恨んだことなんてないのですから



勝手に大きなプロジェクトをはじめてみました。それは大きな入れ物です。これから、女性の目線で「働き方と生き方」を考えていくことにします。そこに、音声の力を借りることにしました

もしよかったら聞きに来てくださいね

※当初7回目の音声配信をアップしていたのですが、自己紹介2回分と差し替えをしました。コメントくださった方申し訳ありません🙇


#女性の目線で「働き方と生き方」を考えていく

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