夢を迎えに行く
言葉の力を信じますか?わたしは、繰り返し口にした言葉は、自分を追い越し、やがてもたもたと歩く自分をグイッと引っ張り、夢だった場所までヒョイと連れて行ってくれるという感覚があります。
たとえば、自分の未来の夢って口にしにくいものです。
わたしは現在ラジオで気ままに毎朝liveをしていますが、そこで実験しています。家族には言えても、ラジオでは言いにくいことなら幾らでもあります。
難しいのは最初の一言です。
そこを超えると、夢が語りやすくなり、やがてそれは当たり前のことだと自分でも信じられるようになります。
小さなことばかりですが、この実験で夢が幾つも現実になっています。
その過程で、女性の働き方を変えるために、政治家さんと直接お話したいという企画を昨年の夏たてました。
それも叶いました。
日本では、投票には行きますが、政治の話は口にしちゃ危ないとか、嫌われるという風潮があります。
けれど、わたしは49歳で大学にもどり、そこで未熟だった自分に気づいたのです。政治は危険という風潮は、日本独特なものです。北欧では若者に選挙を知ってもらうために、出馬する方が学校で模擬演説をして、模擬投票をするという話しを聞いて驚きました。確かに、アメリカでは、大統領選で大学生が大活躍します。
わたしは市民革命のきっかけにもなったといわれるジャン・ジャック・ルソーをゼミで読み、そうか、わたしは主権者だったのか、、、と本気で驚いた間抜けな大人です。それほど政治から遠ざかった暮らしをしてきました。
とはいえ、いまだに体のどこかに、政治に近寄ると偏った人としてレッテルが貼られる、、、と思ってしまうのです笑。
日本で女性の政治家が増えないはずです笑。
それでも、ある日、わたしはラジオで政治家さんと話したいと口にしました。
それから数日後、たまたま駅前で手にしたチラシに、どこかで会ったことのあるような雰囲気のある若い女性の政治家のたまごさんの顔がありまして、
その後、数回、政治の配信をして、、、
思い切って、その政治家の卵さんにご連絡をしてみました。
PCでカチャカチャと文字を置きながら、ちょっとだけ迷いながらポンと送信ボタンを押しました。
それから半年後、その方がわたしの講演会に来てくださいました。
まだお若い女性で、驚くほど気さくな方でした。事前にお渡しした質問にもしっかりと答えて頂き、来て下さった方の質問にも答えて下さいました。
きっとわたしたちが知りたかったのはこの感覚です。
女性の働き方は本当に変えられるとポカポカと心が震えました。
わたしは今も、実現するといいなと思うことをラジオでサラリと口にします。けれど、本当は、ドキドキしながら口にしています。
そして、現在、某出版社さんと契約して本を執筆中ですが、同時にもう一冊書き始めています。
きっと、こちらも、いずれどこかの出版社さんとご縁があると思っています。
夢は言葉にすることから始まると信じています。
※最後までお読みいただきありがとうございました。