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コラボ収録で仲間と出会う


あなたはこんなこと考えていたってどうにもなりゃしない…なんて諦めたことはないだろうか。

そんな時わたしはとぼとぼと動き出す。すると自分と同じようなことを考えている人にひょいと出会ったりする。だから人生は面白い。



声をかけてみる

わたしは良く動く方だ。ただどちらかといえば一人が気楽で動きやすい、そんなタイプ。それでも2023年1月から動き方を変えてみることにした。

まずは音声配信Stand.fmをもっと楽しむことにした。とはいえ人を愉しませるというわけではなく、自分の素で気ままにliveしてみようと思ったのだ。それからコラボ回数も増やしてみることにした。

そんなわけで、ちょっとだけ勇気を出してわたしの方から「ゲストに来ていただけませんか?」と声をかけさせていただいている。

というわけで今日のコラボ収録で今月のゲストさんは3人目。

来て下さったのはnoteも書かれているけれどStand.fmもされているすきめしさん。

お互い知ってはいるけれど親しかったわけじゃない。ところが今月からはじめているわたしのお気楽スタエフliveをすきめしさんが先日ひょっこり聴きにきて下さった。それが本日のコラボ収録に繋がった。感謝。



二足の草鞋組

とはいえわたしは自分から声をかけるのを面倒くさがるタイプでもある。そんなわたしが心を改め、自らお声をかけさせていただくようになると、あれれ、自分と同じようなタイプの人がいるじゃないと思い始めた。小さな発見!

個人的な印象だけれど、NPOで働かれている方は活動範囲が広い。先日もNPOで活躍されている方とお話しさせて頂いたけれど、その方は自分のお仕事もお持ちだった。そしてすみめしさんもNPOで働かれつつフリーライターとして働かれ、今年は起業もされるという。

まあ、そんな方々と自分を並べて同じタイプだなんて表現するのはおかしいけれど、日々の暮らしに複数の場があるところがなんだか似ている。

わたしは介護が始まってからフリーになった。一度は諦めたけれどきっとこのままでは10年後後悔するに違いないと動き出した。そう、わたしも今は二足の草鞋組の一人だ。



生き方の違い

すきめしさんとはもう一年ぐらいのお付き合いになる。とはいえ彼女はキャリア組。大手証券会社で働かれ、その後は女性雑誌日経ウーマンでフリーの記者としてご活躍されてきた方だ。スタエフのすきめしさんは朝のliveをされていて、活舌キレッキレで熱烈なファンが多い。

スタエフ後発のわたしは、そんなキラキラと輝くすきめしさんを遠くから眺めていた。

そのわたしはといえば結婚以降ずっと主婦。残念ながら社会でご活躍され続けている彼女とは生き方が違う。

日本の女性は大人になると互いの生き方が見えにくくなる。学生時代に仲が良くてもその後の生き方で互いの背中すら見えなくなる。それがこの国の女性の生き方だ。

だから心配になってきた。気軽にお声をかけさせていただいたけれど、わたしはすきめしさんと話せるのだろうか?と。

わたしたちはキャリア組女子と主婦。

生き方がこんなにも違う。




意外と近かった

ところが打ち合わせもほとんどないまま話し始めて気付いた。わたしたちには重なる部分が実に多かったのだ。

わたしは昨年の4月にフリーになった。目的は「女性の目線で見た働き方と生き方」の情報を広めていくこと。そして彼女が今年の春の起業に向けての抱負を話してくださったのだが、それがどうやら似ているのだ。ムムム、彼女の話しからもお金の匂いがしてこない。

わたしが仕事のビジョンをビジネスパーソンに語ると、それでは収益化に繋がらないではないかとよくいわれる。いったい何がしたいのかよく分からないと。

そこを気にせずに動きはじめている。わたしの目的は学びを社会に還元すること。もうそんなことを考えてもいい年齢だと思っている。するとすきめしさんも同じようなことを考えていらした。最終目的が収益化ではない、そのイメージが互いによく似ていた。

違う道を歩いて来たというのに、わたしたちは同じように社会貢献を目指そうとしていたのだ。



学ぶ

その働く方法としてわたしはNPOについては考えていない。大学でNPOについて学んで、わたしのやりたいことはNPOでは少し窮屈なような気がしているからだ。そこもよく似ていた。彼女は行政向きの働き方ではなく、もっと地域の人たちがフラットに繋がれる働き方を模索されている。

彼女の目指されているのはソーシャルビジネス。

そこで初めて耳にしたのがDAO。「あの前澤さんが…」といわれて、ああどこか遠くで聞いたことがあったなと思った。DAO(だお)、そんな働き方が今米国では多くの人に受け入れられているという。

それは仮想通貨型の働き方で、企業のように働く人がピラミッド状に繋がるトップダウン方式ではなく、働く一人一人が対等に繋がりあうイメージ。この働き方の良さは、組織の運営状況などの透明性なのだろう。それは恐らく上場企業以上に透明度が高いのではなかろうか。

そしてすきめしさんと話したことで、世の働き方が仮想通貨界に移行中なのを初めて知ることになった。スマホでググるとNFTの先と書かれている。時代は飛ぶように進んでいる。



おわりに

夜、母の小さな心臓発作があった。急な厳しい寒さで血圧が恐ろしく上がった。小一時間程で発作は治まった。こんなことがしばしばある。だから介護と仕事の両立について自分でも考えてしまうことがある。

けれど完全な環境が整う人など誰一人としていない。誰もがなにかを抱えている。

今日は全く異なる道を歩いてこられたすきめしさんとお話しさせて頂いたことで勇気をいただけた。収益化を目指さないというわたしの言葉にうなずいて下さった初めての方でもある。同じですと。そしてもう一つ共通していたのは自分の情報を開示されていること。これから向かう先の話しを既にわたしたちは口にしている。そこも同じだった。

今日はお話したことで新しい働き方お学ぶことができた。人と出会う、それは自分が変われること。だから人と話すことが今は何より嬉しい。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※スタエフでもお話ししています。



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