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どこで線を引きますか?


ここで文字を書き始めて4年目になるけれど、ここがどれほど安全な場なのかをわたしは知っている。

もちろん、何もなかったわけではない。ちょっと変わったコメントや、厳しいコメントが寄せられた時期もあった。

けれど、それもやがてなくなり、今では働き方について記事を書いても、普通に受け止めてもらえる。

note民はいい方が多い。



今は忙しさゆえ、読みに行けない状態が続が続いているけれど、それでも緩い繋がりでありながらも、心の中では一方的に太く繋がっている方がいる。

ゆっくりと自分のペースで繋がっていける場だと思っている。


ただ、それはまた、静かに去っていく人もいる場でもあるということ。

一緒に書き、読む、というゆったりとした日々を数年過ごした大切な人と別れることもある。

それでもここは、また新しく出会う人と繋がっていける。

そして、時にリアルな場でもめったに経験することのない気分を味わうことがある。

わたしは、そんなペースで繋がる関係が好きだ。

もちろん、SNSで出会った人と直ぐに友達になるタイプの人も少なくない。

そういうわたしも、リアルでも、画面上でも、SNSで知り合った方とお会いした人が何人もいる。ただし、そのペースはゆっくりだ。


ところが、昨日、仕事に特化したSNSで、動きの速い方と出会った。


わたしの書く「女性の働き方」に関心を持って下さり、コメントを寄せて下さった米国生まれの男性だ。

その方とやり取りをする間に、もっと日本の「女性の働き方」について、おかしいと思う点について広めていきましょうといってもらい、なんとも嬉しかった。


ところが、そこから少し流れが変わった。

個人的に連絡を取り合いましょうというのだ。

文字を書くSNS上で、すでに繋がっていて、個人的に会話だって交わせるプラットホーム。わたしにとっては十分に繋がれている場だ。

それから、繰り返しコメントが届き、そのせっかちさに驚いた。

若い人ならこんなことは慣れているのかもしれないけれど、還暦過ぎたわたしには、違和感でしかない。

本当に親しくなりたいのであれば、相手の時間を大切にする配慮位ぐらいはあるだろう。わたしは今とても忙しいことを伝えてある。

しかもマッチングアプリのように、出会いを求めているのであれば、そのやり方はかなりまずいことぐらいはわかるはずだ。

だから迷う。もしや本気でわたしの抱えているテーマについて考えてくださっているのではないのかと。

人を疑うことは簡単だ。

人には様々なタイプがある。

積極的に動く人だっている。

だからこそ、線引きはなかなか難しい。

ただ、昔から体験で思うことがある。

短時間で急接近してくる人には注意が必要だ。

何か目的を持って近づかれることが多い。その目的がこちら側と合致するならともかく、だいたいあとで面倒な思いをすることが多いように思う。

人と出会いたくて新しく始めたSNSで、それが当初の目的通りになったはずなのに、今回は申し訳ないけれど線をひくことにした。

人との距離の取り方は、慎重になり過ぎても、結局ご縁が流れてしまうってこともある。

だから悩む。

わたしは好奇心が旺盛な方だ。本当はもっと深掘りしてみたい気分もなくはない。

そう、線引きはなかなか難しい。


※最後までお読みいただきありがとうございました。


※いつもお読みいただきありがとうございます。


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