お台場一泊旅行記
数年ぶりのお台場。さほど変化はなくとも、それでもやはり街は変化する。
というわけで、よかったらお台場一泊旅行記にお付き合いくださいね。
お台場へはゆりかもめで行くことにした。
平日のしかも月曜日、チェックインは15時はわかってはいたけれど、家をなかなか出られず、着いたのは16時。
お台場へは汐留駅からゆりかもめに乗車することにした。
で、汐留駅地下から地上に出てみて、え?汐留ってこんなに都会だった?と驚いた。
日テレなどのメディア関係の高層でシャープなビルが所狭しと立ち並ぶ都会的な街になっていた。wao.
その大都会の汐留からゆりかもめに乗車。
そして台場駅に到着。
最近テレビはほとんど観ない。けれど、フジテレビはやっぱりでっかい。
で、今回の宿泊はHilton、
と言いたいところだけれど、そうではなく、
かつてグランパシフィックだったHiltonの奥の方に位置するホテル。
Hiltonの陸よりにある長方形のホテル、GRAND NIKKOが宿泊先だ。
その入り口がこちら。
ただ、ここにはお台場ホテル物語がある。
確か当初、現在のHiltonはホテル日航だったはず。
それをHiltonへ譲り、ホテル日航はかつてのグランパシフィックへ移動した。
それからご存知のように、日航は冬の時代を迎え…
で、今は名前こそ日航を残しGRAND NIKKOと名乗るけれど、今はこのホテルは、ホテルオオクラが経営している。
近頃外資巨大ホテルグループの日本進出が止まらない。今はホテルも世界グループ化時代。誰もがインターネットで宿をチョイスするため、日本のホテルはなかなか選ばれなくなる。というわけで、わざわざ日系ホテルを選んだのだった。日系ホテルびいきのわたしたちは、日系のホテルには外資にはないなんともいえない味わいがあると思っている。
でチェックインの列に並んでいると、わたしのおへそほどの高さほどの女の子がちょこちょこと向かって歩いてきて、わたしを見上げて、
Where are you from?
と問うではないか。細くて髪の長い可愛らしい女の子。
I am Japanese.といい、彼女にそのまま質問を投げ返すと、インドから来た子だった。4人家族。パパとママと男の子がチェックイン中なのだ。なんて積極的なお子さんなんだろうとちょっと感動してしまった。どんな教育をしてされているのだろう。物おじしないし、なんといっても可愛い。
ふふ、わたしなぞが心配する必要などどこにもなくて、こちらのホテルの宿泊客の多くが海外の方だったのだ笑。
そして、今回は結婚記念日の祝いということで、夫がご馳走してくれるとのこと。食事は30階の夜景が綺麗なレストランにて。
もうアルコールは飲めないと思っていたけれど、なぜか飲めた。いや、グビグビ呑めた笑。まあいい、夫の奢りだ笑。
34年、良くもわたしたちは続いたものだ。あれほど嵐が吹き荒れていたというのに、よくも別れなかったものだね、なんて言いながら、色々な失敗もワインのつまみにして呑みほした笑。
いや、いろいろあったからこそ互いの裏の裏まで知っている。その裏の裏へ行ったとき、こいつはなかなかいいやつだと思えた日があった。なんだ、いいやつじゃないかと。そして、夫もまたそんな感じだったのだろう。ここまで来なきゃわからないことだってある。なかなかの愚かさなのだ。
まあ、とにかく、誰が何と言っても、我々には戦い続けた歴史がある笑。手に負えない夫だと思っていたけれど、夫も手に負えないヤツだと思っていたに違いない。それが同士のようになってきて、だから笑っちゃうほど今では話が尽きない。
で、毎度、わたしは食事を撮り忘れる。
スマホではちょっと厳しいけれど、贅沢な夜景がわたしたちをさらにご機嫌にしてくれた。
ベイブリッジを中心にニューヨークのようだと言いたいけれど、わたしは東京の方が好きだ笑。
朝は、残念ながら曇り。
朝食も30階から外を眺めて、
メインのみ選べるブッフェスタイル。もちろん、美味しかった。
朝食の後、夫は会社へ。
わたしはそのまま一人で朝の台場散歩へ。
上のアクアシティとフジテレビを右手に見ながら、
お台場の自由の女神像の近くまで歩き、
そこから、東京湾の水辺へ降りてみた。
誰もいない。
こんな静かな台場は初めてだ。
水はそれほど濁ってはいない。
子どもが幼い頃は、ママ友とも何度か遊びにきた場所だ。
少しわかりにくいと思うけれど、ここをまっすぐ進むと、よくCMやドラマ撮影に使われる、東京湾沿いのおしゃれな道が広がる。散歩には最適だけれど、きょうはそのまま部屋へ。
実は今回は仕事を持ってきていた。
それをやりかけたままだったというのに、部屋に戻り仕事をはじめた途端、睡魔に襲われ、チェックアウトの11時まで爆睡。
その後、チェックアウトを済ませ、こちらを少しお借りして仕事の続きを。
以前とは内装が大きく変わっていて素敵すぎる大人の空間。ここはもうホテルオオクラだ。
コーヒーで直ぐに席を立つつもりが、ついにランチもお願いした。
ランチはボリューム満点のクラブサンドの上にフライドポテトが山のように盛られて登場。これは食べられないでしょう、と思っていたけれど、書類に目を通しながらポテトに手を伸ばしていたら、ぺろりとたいらげてしまった。
と、やや嵐のような一日だったけれど、十分に気分転換になった。
まあ、ここで言うのもなんだけれど、わたしは今、幸せなんだと思えた一日だった。こんな素敵なプレゼントをしてくれた夫に心から感謝。
そして、介護中の母をサポートしてくれた我が娘にも深く感謝。
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※いつもお読みいただきありがとうございます。
※スタエフでもお話ししています。
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