あれから一年。なんて濃い一年。
夕方買い物に出かけて、夫にふと「去年の今頃ここに来たんだよね」といわれた。
「え?もう一年?」と驚いた。
わたしはこの地球にオギャーと生まれてこのかた、住む家を10数回変わっている。一番長く暮らした家が18年程。だから引越しはまあまあ慣れている。その最後の引越しが去年の2022年の10月13日だった。
そうか、あれからおよそ一年かと驚いた。
思えば、このnoteを始めたのが10月2日だった。ちょうど引っ越し準備がはじまって、ダンボールの分厚い束が到着して、廊下が歩きにくかった。
そんな頃に、わたしはnoteを毎日書き始めた。
なにも、そんなに忙しい時に、そんな大変なことをしなくてもいいのに、と思う人は多いだろう。けれど、大変な時ほど上手くいくこともある。時間のある時には考えすぎて書けないってことだってある。
そんなわけで、引っ越し荷物が片付かないまま動きはじめたものの、今ではすっかりダンボールは無くなり暮らしは安定した。けれど、たった一か所、わたしの部屋だけはダンボールがまだ1つ残っている。
その引っ越しから2か月後の今年の1月、わたしは気合を入れ直した。なぜか、ああ、自分は怠けものだ~と深く反省して、苦手なWordpressに取り掛かったのだ。
考えてみると、まだ引越しから2か月後ではないか。ぜんぜん怠けものなんかじゃなかったというのに、なんてせっかちなのだろう。
ただ、考えてみると、あれが全てのはじまりだった。
あそこでHPを放り出していたなら、きっとわたしはクラファンや起業に手を出してはいない。あのHPがなんとか形になった時、やればできるんだなぁと、また勘違いしてしまった。
とはいえ、わたしのHP作りは恐らく人の2,3倍は時間がかかっている。とにかくやり方がわからず、しかもすぐに忘れる。
それでも、これまでやってみたいと思ったことが未完のままってことはない。つまり、やりたいことだけは、放り出さないタイプなのだ。
よく言われるのが「真面目~」という言葉だ。わたしはこれは誉め言葉だとありがたく受け取っている。不真面目より真面目がいいに決まっている。
わたしは確かに真面目だ。けれど、必要なところだけ真面目なんだと思う。
たとえば50歳を前に大学生になったとき、どうせ出席してもわからないしなと感じたミクロ経済学は点呼がない授業だった。難解な計算式が永遠に続くその授業に出た初日、これは出るだけ無駄でしょうと悟った。その代わり、キレッキレの学生さんにテスト前に勉強会に入れてもらい必修を乗り切った。
それに、大教室ではほとんど最後列で読みたい本を読んでいた。もう大人過ぎるほど大人なのだ。つまらない授業の時には休憩させて頂いた。
そう、わたしは大真面目だけれど、きっとクソ真面目ではない。
今は、クラウドファンディングの立ち上げのために、恐ろしく忙しい。それなのに、起業準備も同時に始めるという無茶ぶりをまたもや発揮中。
よくあるパターンだ。
時々、頭の中がパンパンになる。そんな時、後で読み返すと可笑しな文章が出来上がっている。書くということは、やっぱり頭を使うのだ。頭が使えないほどパンパンな時には文章は書けない。
それでも、この大忙しの一年、頭を使って書いてきたのか~と思うとちょっと嬉しい。
よくやった、自分!
※最後までお読みいただきありがとうございました。
※今月クラウドファンディングを立ち上げ、その後、女性の働き方を変えるための活動を始めます。是非公式LINEで繋がり応援をお願い致します。
※こんな嬉しいお知らせが!ありがとうございます😊✨
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