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自分の弱さを認める

元小学校教員、4児母のうみです。
今日もお読みくださり、ありがとうございます。

教員時代の私は自分の弱さを認めて受け入れることができていなかったなぁと感じています。

「教員時代の私」と書きましたが、教員を辞めてからもなかなか自分の弱さを認めることができずにいたと思います。

そんな私が、“自分の気持ちに寄り添って自分の弱さを受け入れられた”と感じることができた経験をしました。


先日、知り合いが「ダイビングのライセンスを取りに行くため2日間の講習を受ける」ということを講習初日に聞き、漠然とダイビングのライセンスいつか取りたいと思っていたし!とノリと勢いで便乗して一緒に講習をうけさせてもらうことにしたんです。

“やりたいと思った時にやりたいと思ったことを自分にさせてあげる”というのも教員時代できなかったので、自分にやらせてあげられることがうれしかったです。

1日目は、整備された公園で、手すりや水底にロープなどもありドキドキしながらも安心材料もある中での講習でした。
ただ潜水中の耳抜きが上手く出来ず、耳がたびたび痛くなったのが翌日の懸念材料としてありました。

1日目の講習が終わった後は2日目の実技講習終了後のペーパーテストのことで頭がいっぱいで、その勉強を必死にしていて、実技講習のイメージトレーニングが全くできていなかったんです。

そして2日目。

いざ海に入るとなった時に、1日目の時のように手すりもない中でフィンを装着するのに手間取り、波に流される自分がいて、焦りから不安感が出てきました。

潜水するとなった時に、ダイビングを楽しむ気持ちよりも“耳が痛くなったら、耳抜きしなきゃいけないけど、耳抜き上手く出来なくて耳が痛くなるのが怖い”“行ったら2〜30分戻って来れない”“深いところまで潜ったら、減圧症にならないためにゆっくりとしか上がって来れない。安全停止もしなくちゃいけない”不安な気持ちばかり出てきてしまいました。

インストラクターの方は私の不安を受け止めてくれつつも、3回潜水に挑戦する機会をくれました。

2回目の時すでに、インストラクターの方に、
「これ進み始めたら2〜30分戻って来れないんですよね?今、離脱すれば、○○さんは続けて講習受けられますよね?」
と聞いていました。

3回目も挑戦しましたが、
「怖いので、上がりたいです。」
と正直にインストラクターの方に伝えて、上げてもらい、実技講習が終わるまで安全な場所で待つことにしました。

そんな時、残念な気持ちになる人も多いと思いますが、すごく清々しい気持ちだったんです。

以前の私なら、“お金払ってるんだから”と思ったり“今やめたら負けだ”と感じたりと、弱い自分を受け入れず自分を鼓舞することだけに集中していたと思います。

でも、今回は“自分の気持ちに自分が耳を傾けてあげて、自分の不安な気持ちに寄り添って、自分の判断を自分が受け入れてあげられた”と思えたんです。

今までできなかった自分の弱さを認めて受け入れられたこともうれしかったんです。

そして、私は“海を眺めるのも好きだし、船に乗るのも好きだし、海で泳ぐのも好きだけど、潜るのはそんなに好きじゃないかも!”ということにも気がつけました。“シュノーケリングで充分かも…”とも思いました。

お金を払っていても、“いい勉強をさせてもらった”くらいにしか思わなかった自分にも驚きました。


ちなみに、その後のペーパーテストは無事に合格。
1年以内に受けられなかった実技講習の受講でダイビングのライセンスが取得できることになりました。

でもダイビングをすることで日常では行けない場所に行けることやダイビングをしなければ見られない世界があることには魅力を感じているので、自分がダイビングしたい!今、ライセンスを取りたいと思ったタイミングでリベンジしたいと思います。

みなさんは、
自分の弱さを認めることができていますか?
自分の弱さを受け入れることができていますか?



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