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“楽しそう”ってどんな状態?

私は母から
「楽しそうにしなさい」
「あなたとご飯食べてもおいしくない」
「あなたと一緒に出かけても楽しくない」
と言われ続けてきました。

でも、母の考えている“楽しそう”というのは
どんな状態だったのでしょうか?
私は自分が求められているものがわからず、自分や自分の感情を否定されて続けていることだけを感じて育ってきました。
必死で“母が求めている正解は何なのか?”そればかりを追い求めてしまっていました。
そんな私は自分が楽しむことよりも、周りの人が楽しんでいるかが心配になったり、周りの人の目ばかりを気にしてしまったり、“今、この場・この状況を楽しむ”ということがいつからかできなくなってしまっていました。

私が笑顔でいれば、母は満足だったのでしょうか?
でも、楽しくない時に笑顔でいたり、母に満足してもらうために楽しそうにしたり、それを子どもに求めるのはどうなのだろう?と小学校の教員の経験や我が子を育てる中で感じています。

そして、教員時代子どもたちと接する中でも我が子の子育ての中でも、“楽しい”と感じるものもそれぞれ違うし、“楽しみ方”もそれぞれ違うし、“楽しいという感情の表出の仕方”もそれぞれ違うなと感じてきました。

教員時代、お子さんのことを否定的に話す保護者の方に対して
「それが○○ちゃんなりの楽しみ方なんですよ」
「○○ちゃんにとっては、それが喜びなんですね」
などと話していたのに、肝心な自分の気持ちにしっかりと耳を傾けて、自分の心の声を聴くということができていなかったなと思います。

ラストチャンスダイエットに出会い、ダイエットを通して、自分の心や体の声に耳を傾けるということを繰り返すことができたことが、私にとって自分の人生を楽しむ第一歩になったんだなぁと今思っています。


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