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歯みがき

昼休みに歯みがきをするのが日課だった。

歯科検診があった時に、お弁当を食べた後歯磨きをする必要があったので歯ブラシを持って行ったところ、食後に歯を磨くととてもスッキリするし午後の授業の眠気もマシになったので、毎日継続することにした。

周りの友達は既に毎日歯みがきをしていて、歯みがきが終わるのを待っている間手持ち無沙汰だったという理由もあった。

毎日、トイレの洗面台で、鏡の前に3人で一列に並んで歯みがきをしていた。

トイレに入ってきた後輩たちにとって、あれほど威圧感のある光景はなかっただろう。


ここでいくつか、歯みがきあるあるを。

・なぜか鏡の中の自分を見つめてしまう

・しかもその時キメ顔をしちゃう

・歯ブラシを持っていない方の手のやりどころに困って、歯ブラシを持っている方の腕の肘の下に置くポーズになる

・センサー式の蛇口は、うがいで水を掬う時に手が反応してくれなくて不便


小学生の頃は、わざわざ綺麗な歯を表彰したり、歯の模型を使って歯みがきの仕方をレクチャーしたりして歯みがきを習慣づけるよう仕向けられてきたけれど、

ああやって毎日歯みがきする中学生に育った私たちを見て、小学校の先生方は誇らしく思うだろうか。


ちなみに今でも出かける時は基本的には歯ブラシを持ち歩いている。

実習中も、昼休みに時間を見つけて歯磨きをしていたのだけれど、勤めるようになっても継続出来るのだろうか。

是非ともこれからも、昼休みの歯みがきは続けたい。

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