初恋はこんな感じだった


僕は小さい頃から何故か男子と遊ぶよりも、女子といる方が居心地が良くて、なんでだろうな〜とずっと違和感を覚えていました。中学生くらいのときに、自慰行為の時の対象が男性になってて、それでも自分は何故か「いつか女の子を好きになる時が来るんだろうな」なんて考えていました。男子とエッチしているのを思い浮かべて自慰行為に及んでいるのに!!

高校に入ってからも、女の子が好きだと思っていて、高校1年の2月ごろに女の子に告白されました。(僕は全然イケメンじゃないんですけど、すごく可愛くてノンケ男子の間で人気な女子から告白されました、笑)その時は自分もようやく一人前の男になったなと思い嬉しかったし、何より誰かのナンバーワンになれたことがすごく嬉しかったです。

そして高校3年になる頃、コロナが発生して4ヶ月間くらい学校が休校になりました。その間、部活で一緒だったイケメンのことをずっと考えてしまって、その子とは試合会場に一緒に自転車で行ったり、観戦席は隣に座ったりするくらいまあまあ仲良しで、良い匂いもするし、一緒にいてくれたら落ち着くな〜、添い寝してほしいな〜と考えるようになってしまいました。

気づいたら告白してくれた女の子じゃなくて、その男の子ばっかり考えるようになっていました。学校が再開すると、土日が来るのがすごく嫌だったし、日曜日の夜になると、明日には彼に会える!と思ってすごく嬉しかったです。冬休みも、ほとんどなくて良いから学校で共通テスト対策しようよ〜と思っていました。それくらい好きでした。でも、共通テストが終わると学校の出席すべき日が終わって、みんな自宅や塾で2次対策をするようになったので、2月の中旬以降、彼には会えませんでした。

そして卒業式の日。僕は、もう彼に会えないんだと思うとすごく悲しくて(多分彼は東京の大学に進学した)卒業式の後にアルバムのフリースペースに寄せ書きとかする時間に、僕はずっと落ち込んでいて、誰にもサインとか書いてないし、誰からも貰いませんでした。それくらい気分が落ち込んできて、憂鬱でした。

浪人生活が始まってからも、その子のことをずっと考えていて、忘れられませんでした。今もその子のことが好きです。成人式とかで会うことになるのかな〜?でもあったら緊張してうまく喋れないかも笑。東京に遊びに行ったときに会ってみようかな。その子とは幸い、部活も3年次のクラスも同じだったので、接点が全くないわけではありません。

もう一度あの子に会いたいなー。

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