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今カレと同棲してようやく元カレと別れた実感が湧いた話。

急遽彼氏と同棲することになり、5年ほど住んだ1K8帖の部屋を引き払うことになった。

思い出ばかりのこの部屋。

社会人になり、新生活にわくわくしながら日当たりの良さやちょっと高い天井、壁紙が気に入って即決した部屋。

1Kの収納なんてたかが知れてるから、一生懸命いろんな場所を測りながら収納用具を増やして。
食器も調理器具も掃除用具も揃えてどんどん住みやすくなって。

仕事が辛くて辞めたくて、毎日1人でお酒を飲んで号泣して。休みの日は夕方まで爆睡して。

遊びにきた同僚とはお酒を飲みながら朝まで会社について語って、
友達とはピザを食べながら恋バナをして。

暫くして、元々遠距離恋愛だった当時の彼氏と同棲することに。
すぐ近くにいるのが嬉しくてそれだけでにやにやして、2人でご飯を作ったりケラケラ笑い合ったり。

でもそこから私の仕事がどんどん激務になって、常にイライラしてて、喧嘩したり八つ当たりしたり。(最低最悪彼女)(本当に申し訳ない)

この部屋で別れ話をして、この部屋から彼氏が出て行って、荷物が減った部屋を見て悲しくなって。

同棲してたところにそのまま住むのはどうかと思いつつ、それでもこの部屋が好きで、ずっと住み続けてた。
居心地が良くて、いつ帰っても安心する、
「自分の家!」感が大好きだった。

そこからの今回の引越し。

引越しが決まった時は特になんとも思ってなかったけど、
空になった部屋を見た時、自分でも驚くほど寂しかった。

「次の生活に進むんだな。」

と思うと同時に、思い出すのはなぜか
ここ最近ほぼ半同棲してた今カレのことじゃなくて、遠い昔同棲してた元カレのことばかり。
動揺した。今更何を思い出してるのよ私、やめてくれよ。

何年前の何月にお別れしたかも思い出せないほど、別れた当時はちゃんと悲しまずにここまで来ちゃったんだろうな。

大切にできなかった恋愛だったな、大切にしたかったな。
後悔と反省が多すぎる恋愛。

「元気でやってるかな、しっかり者だから大丈夫だろうな。」
「私より素敵な彼女ができるといいな、いや、やっぱり嫌だな。」

別れた当時よりも強烈に思い出に引きずりこまれてしまった。

ちゃんと、別れた実感を持って、
ちゃんと、思い出にしよ。
しっかりしてよね、自分。




公開してから、このタイトル、今カレにも元カレにも最強に失礼すぎるな??ってびびったけど、
他にいいタイトルも思い浮かばなかったのでこのままで。

心当たりがある人に見られないことを願って。


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