「デザイン」と「アート」の違い

散々言われている「デザイン」と「アート」ってどう違うんだろう。何万回もすられたネタだけど、私なりにずーっと考えてきたことをメモがわりにまとめます。

「デザイン」と「アート」の共通点

両者の共通点は人の心を動かすものです。
見たり、聞いたり、触ったりして感動させたり、人の行動を変える力を持っています。なので、この点でごっちゃになりやすいのかも。

「デザイン」とは
誰かのために制作したもの。
どんな人の心をどのように変えたいか、明確な目的があって制作するもの。
ターゲットが絞られるので、特定の人の心に響く。
実用性を持って作られる。
例)チラシ・DM、ECサイト、プロダクト

「アート」とは
自分の考えを人に伝えるためのもの。
見る人によって解釈が違ったりする。幅広い層が見て楽しめるもの。
例)マルセル・デュシャン「泉」、

最近は理由や目的があって制作されているアートもあるし、明確な違いがあまりないのがなんかモヤモヤする。


デザイナーの作家性が強いと「デザイン」から「アート」に寄りがちかも。売りとしては強い。
そういう人たちって自分をしっかり持っててすごいなーと思う。どんな世の中にしていきたいか、考えがちゃんとあって、それに沿って制作している。
わたしは自分を極力排除したほうがいいという考え方なので、どんなデザイナーを目指すかだと思う。これから考え方が変わってくるかもだし。
作家性が高い人たちはどういう経緯でそれを獲得するんだ〜!わからん…

デザイン勉強してまだまだの未熟者ですが、私なりの考えを簡潔にまとめてみました。知識や意識だけ高いデザイナーにならないよう、精進します。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?