囀る55話感想|矢代と百目鬼の長い1日
↓↓ チラ見せ確認後 ↓↓
表紙の百目鬼、眼差しがシュッとしていて格好良い(語彙力△)
昔よりも今の百目鬼が大好きなんですが、時折以前の百目鬼が脳内に浮かんで「これは・・・同一人物だよね??」と一瞬バグった感覚になる。
傷害事件で失職して実刑食らっても朴訥さや世間知らずさを失わなかった男が、ほんの数ヶ月共に過ごした1人の男でこうも変わるという。
服役した期間と矢代と離れてた期間はどちらも4年なのに、この差。
1巻の時からずっと、百目鬼の中の矢代のプライオリティの高さがおかしいですよね。恋だから仕方ないか。
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↓↓ 以下本誌読後(ネタバレ) ↓↓
井波の悪態や、甲斐エピソードからの見張り役解除という流れは大方察する通りではあったんですが。
最後の2ページが。最後の2ページが・・・!!
矢代さんの横顔が良すぎて、何度も見返したよね。。。
煙草を取り上げる百目鬼の仕草も色っぽくて良かったですね。“番犬”だった4年前には有り得なかった動作。
56話は2人で向き合って話してほしいなと個人的には思ってます。
急いでやらなくていい。服を着た状態で対話してほしい(矢代さん既に上半身裸だけどな)
2人が本心をどう言語化がするのか、どう表現するのか、今から読むのが楽しみすぎる。
今回の百目鬼が矢代のインポを知ったことで必然的に矢代の本心を察する、、、という流れの中で。
本人も目を見開いて驚いたり、眉間に皺を寄せて険しい顔をしたりしていましたが、いやもう本当に猛省してね??「本当にセックスが好きですね」の発言や荒く抱いたことを!!
だからこその「嫌です」発言だと思うので、猛省と執着心と独占欲がどう爆発するのかもめちゃめちゃ楽しみです。
ちなみにこの煙草を取り上げるシーン、矢代さん右側だったから気付かなかったのかな。
百目鬼はまだ右目の失明には気付いていない、異変を感じてはいるけど具体的には判っていないという状況なので、このタイミングで失明のことまで知ってしまったら泣くんじゃなかろうか。
「少しも変わってなくて苛々します」じゃないんだよ。
(百目鬼の性格を考えると、守れなかった上に変化に気付けなかった自分を責めたりしそう)
23・24話の時は矢代さん結構喋ってたけど、割と一方通行だったから、次はちゃんと対話になればいいなと思っています。
それにしても、2人の1日がすごく長い。映画みたい。
49話で「もう夜中だから寝る」って矢代が発言していて、55話での「なんだよこんな夜中に」発言までちょうど1日(=24時間)程度ですよね??
夜中に百目鬼に性欲処理されて(と、矢代は思っている)、
翌朝七原が自宅に来て、
泉ママのところに行って、
矢代が城戸のところに行って、
百目鬼が激おこで矢代を連れ出して、
百目鬼の部屋で荒くセックスして、
七原再び合流して、
パスタ食べながら監視して、
井波に呼び出されそうになった矢代の代わりに百目鬼が出向いて、
矢代が輩に襲われて、
井波から矢代のインポを暴露されて、
綱川に報告+指示を受けて、
百目鬼が矢代の自宅を再訪。 ←イマココ
そしてこの後も、当然眠るわけなく百目鬼と矢代の対峙が続くわけで。
2人の長い1日。
次号も楽しみですね。
余談;ヲタクは好きな漫画があると脳内でテーマソング決めがちだと思うんですが(え?)
私の中での囀るの劇中曲は、米津玄師さんの馬と鹿です。6巻中盤あたりから今にかけての雰囲気に合ってると思うんだよなあ。
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