一周回って井波が代役きかないポジションになっている件
※囀る53話、長めの呟きです。
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矢代にも百目鬼にも直接ボディーブローかましてる登場人物、もはや井波だけなんじゃなかろうか。ある意味、他の登場人物が絶対知らないであろう2人の情報や一面を知っている。
読者から決して活躍(暗躍)を望まれてないのに、ちょいちょい唯一無二の動きをする男。いかモブな雰囲気で初登場してきたくせに何なんだそのポジション。
個人的には、クソというよりクズというより下衆という言葉が似合うと思ってます。下衆野郎、闇の鑑賞会主催してんじゃねえよ(口が悪くてすみません)
映像を見たら百目鬼は本気で怒って3巻の時よりボコボコにしてしまいそう。あれも十分法に触れるレベルだったので、どうか百目鬼には理性を保ってほしい。下衆野郎に国家権力(警察の力)を発動させたら間違いなく面倒なことに。
というかあれだけ捩じ伏せられたにのに百目鬼を動画鑑賞に誘うの、鋼メンタルすぎないか。
とは言え、客観的な属性で見ると百目鬼の分が悪すぎるのが悲しいところ(現職中の組対警官VS傷害事件で実刑食らってヤクザになった元警官)
ヨネダ先生時々容赦ないので、エグいモノを見せつけられるのではと危惧しています(読まないという選択肢はないです楽しみです)
矢代は井波について「1人でいるところをレイプされた」と述懐してたけど、味を占めたとはいえよくできたね???欲に対する推進力と実行力の高さよ。やっぱり鋼メンタル。
多分あれだ、井波は自分が警官であることの強みをよく知っている。本当に嫌なやつだな。
愛されるセックスを知ったからこそレイプされて勃たなくなったという、物語的に超重要な転換点を井波経由で知る我々読者…。
そして井波は、百目鬼にとっての呪いである「父親と変わらない」という言葉を百目鬼に直接投げかけた唯一の人物でもある(当事者を除いて、百目鬼の在職時代とその家族情報をリアルに知っている登場人物は井波だけですよね、、?)
この言葉も、物語的に登場人物の誰かが百目鬼に突きつけなければならなかったと思うけど、よりによって井波に言われるなんて酷としか。(この件については矢代がかつて全否定してくれているのが救い)
家族の心情を知った上で百目鬼に呪いの言葉を吐く。勃たない矢代を犯してヤリまくる。からの、盗撮動画を百目鬼に見せる。
もうどのムーブをとっても井波にしか出来ん。
闇の鑑賞会を経て百目鬼はどんなアクションを起こすのだろうか。映像の様子から目のことも気づくのかな。矢代が失った(手放した)モノを一気に知って、これまでの一部の発言と態度を猛省してほしいとちょっと思ったりしています。そしてその反動で矢代にむちゃくちゃねちっこく優しくしてほしい(言い方)
まあでも囀るだから、そう安易な展開にはならないんでしょうね。読み進めたいけど物語が終わるのも淋しいという相反する気持ちを抱えつつ、次号発売日を待ちます。
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