ご家族や、よく一緒に過ごされる方へ
こんにちは、sorami*です。
二回目の投稿になります。
暫くは記憶の整理も兼ねて、日記の内容を可能な限り公開したいと思います。
その前に、今回は解離性障害の患者さんのご家族や、よく一緒に過ごすことがある方に向けて書きたいと思います。
解離性健忘や解離性同一性障害などの記憶に影響のある解離性障害や、その他の記憶障害をお持ちの方にとって、日記はただのメモ帳や備忘録ではありません。
日記はその人の頭の中や心の中で、その人自身でもあるのです。自分の文字で書くことによって、誰よりも信頼できるものにもなります。
ご家族や、よく一緒に過ごすことがある方は、その人の許可なく日記を勝手に見ることは、心の中を覗いているのと同じことになります。一番信頼できるものなのに誰かが気軽に見たり、場合によっては改編できるような状況にあったりするのは、なんだかおかしなことですね?
自分の心の中を勝手に見られることは、気持ちのいいことではありませんよね?
ですので、ご本人が日記を見せたいと仰った時以外は勝手に見ないでください。ご理解頂けますと、個人差はありますが治療が順調に進むと思われます。
私の日記の内容はその日の出来事の記録はもちろん、栄養が片寄らないように食事の内容を書いたり、薬を処方されているので副作用や睡眠薬が効きすぎて寝過ぎていないか等を確認するために体調や睡眠時間を記録したりしています。
もし、患者さんご本人が日記の内容に困っていた場合は参考にとお伝えください。
少しわがままかもしれませんが、自分一人では日記を続けることはできませんので、「今日は日記書いた?」と聞いたり、薬や食事の内容を管理したりと、患者さんご本人以外に知られてもいいことは協力して下さると、生活が楽になると私は思います。