2023/01/23 marshall valvestate2000 avt20故障原因

約1年前にこのアンプの修理の事を書いていたのですが、、、

この1年間の間に分かった事があります。
それは前回の記事の通り、故障の状況はパワーアンプ部のアンプICがパンクしてしまうという現象でした。
この現象は以前にも一回発生しており、「ボッ」という音共に煙が上がるというものでした。

この状況になった時の事を思い出すと、音量かgainを上げようとした際、もしくは、CLN/DSTスイッチを押した際に起こっていた様な気がします。

(ここでよく考えれば、アンプの出力側の問題なのでしょうと、、、)

それでもまあ経年変化でケミコンがへたっているのではないかと思って交換をしてみてはいたのですが、、、
原因が分からないままなのでちょっと気分は悪いままだったんです。

ある日、故障ではないのにギターアンプのアンプ部分をキャビネットから外す際に、基板からスピーカーケーブルを外そうとしたら基板にハンダ付けされている端子(オス側)がスピーカーケーブル側に付いてきました。。。
「はぁ~」

このギターアンプに使われているスピーカーケーブルの端子は丸形圧着端子みたいなものですが、基板側はハウジングもない端子が直接基板に半田付けされているものです。
それがすっぽり外れたんです。。。
端子が抜けた基板を見ると3mm位の奇麗な丸穴が開いてます。
端子の方も奇麗な状態です。
いもハンダだったのか。。。。。。。。

そうか、これがパワーアンプICがパンクする原因だったんですね。
スピーカー端子は接触不良状態で止まっていて、振動か何かの拍子で出力開放状態になるとアンプICがオーバーロードしてたんです。

原因が分かったので、半田付けし直しました。
もうアンプICがパンクする事も無いので、気持ちよく使うことが出来るようになりました。

古いアンプにはこんなこともあるんだろうなと思う次第です。。。



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