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短歌

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ウメガカが詠んだ短歌です。
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2023年12月の記事一覧

2023年の自選短歌5首

不器用なままでいてよね身勝手な願いを込めて髪を編み込む 「品川のビルのガラスはエクセルのセルみたいだね」 「オフィスだけにね」 実在を感じてたからサ終した後に四十九日数えた 末永く続かなかった幸せよ オルゴールは未だきらきらと鳴る 金持ちの膝でくつろぐ長毛の猫になりたい(週3くらいで) 少し早いですが、これにて詠みおさめです。 今年も一年、ありがとうございました。 見にきてくださる方々のおかげで歌を詠みつづけられています。 来年も精進してまいりますので、どうかよろ

短歌まとめ(2023年12月)

自選短歌5首 病名がついて体が軽くなり見えない縄で首が絞まった 今はまだ幸せじゃない「今買えば当たるんじゃない?」は慰めの語彙 荒れ狂う夜中の海を越えてゆく 北極星の君をよすがに 末永く続かなかった幸せよ オルゴールは未だきらきらと鳴る 歴代の推しが教えてくれたこと Lemonは中堂系のイメソン そのほか12月に詠んだ短歌 エブリデイ古今東西たくさんの孤独がここにあって図書館 誰もみな忘れてた100年ぶりの災厄みたいな昏い激情 「今買えば当たるんじゃない?」

短歌「歴代の推しが教えてくれたこと」(即興10首)

思いつくままに詠みました。途中で「これシリーズになるのでは?」と気づいたので、とりあえず10首詠んでみました。 歴代の推しが教えてくれたこと「愛のためなら悪役になれ」 歴代の推しが教えてくれたこと「それでも君は善人であれ」 歴代の推しが教えてくれたこと「冷酷はいい、非道になるな」 歴代の推しが教えてくれたこと「命は巡る、されど戻らぬ」 歴代の推しが教えてくれたこと 美学を持ってるヤツが最強 この辺りは歴代推しが言いがち(体現しがち)なセリフを思い出しながら詠みまし

短歌(「今買えば当たるんじゃない?」編)

「今買えば当たるんじゃない?」「そうかも」と真に受けて三千円溶かす 今はまだ幸せじゃない「今買えば当たるんじゃない?」は慰めの語彙 「今(宝くじを)買えば当たるんじゃない?」という言葉は、珍しいトラブルに巻き込まれたり、偶然不幸が続いたりした人に対する、慰めの定番フレーズです。 というか、この慰めのために宝くじは存在するんじゃないか? と思うこともあります。 偶然不幸が続いた人にかける言葉って結構難しくて、根拠が無いなりに 「そういうこともある」とか「なんとかなる」と

短歌まとめ(2023年11月)

人生はマシな地獄を選ぶことって言うきみと手をつなぐこと 11月は小説を書く予定でした。「でした」でお察しいただけるかもしれませんが、実際にはなんか……ほとんど書けず、グダグダしているうちに月が終わりました。お前はいつもそうだ。誰もお前を愛さない……すみませんでした。 さて、1話書いたきりで終わってしまったnovelmberの小説ですが、本当は、「かつてエイプリルフール用に作ろうとしていた一次創作乙女ゲームの学園パロSS」というテーマで書いていくつもりでした。 そして、やっ