食×音vol4.『コンビニレトルトビーフシチューを使ったラビオリ』高畠ワイナリー×umezootable
高畠ワイナリーの季刊誌『Qu』の2022冬号に掲載させていただいたパスタ『ビーフシチューのラビオリ』(2022 秋号に関してはこちら)。
今回のパスタにはゾディアック・ピノノワールを合わせました。
ブルゴーニュタイプのこのワインは高品質なピノノワールから作られており、飲み口は柔らかく香りは華やか。しかし心地よい余韻が続き表情を変えながらこの一本で長い時間楽しむことが出来ます。
ブルゴーニュには『ブフ・ブルギニヨン』という牛肉の赤ワイン煮込みがありますが、今回はコンビニのレトルトビーフシチューを使ったパスタをご紹介します。
パスタ生地で具材を包んで茹でるラビオリという物がありますが、簡単に行ってしまえば餃子です。なのでご家庭でも作りやすいように餃子の皮で再現しやすいレシピとなっています。
包み方は少々凝って、翼が羽ばたくような形にしました。といっても半月状に折って平たいところに押し付けるだけなので思いの外簡単に出来ると思います。
今回も作り方のレクチャーとして動画を作りました、BGMも自分で作曲した物なので是非見ていただけると嬉しいです。
材料
レトルトビーフシチュー(今回はセブンイレブン『金のビーフシチュー使用) 1パック
じゃがいも(中サイズ) 1個
玉ねぎ 1/4個
まいたけ 1/2パック
餃子の皮 10~12枚
バター 15g
赤ワイン 50ml
生クリーム 50ml
お好みのハーブ、粗挽き黒こしょう
作り方
じゃがいもはひと口大に切って耐熱容器に入れ、軽く湿らせたペーパータオルを被せてふんわりラップする。電子レンジ(600W)で3分加熱する。
玉ねぎは薄切りに、まいたけは手でほぐす。
じゃがいもをフォークなどで潰しながらビーフシチューの具もほぐして混ぜ合わせる。塩こしょうで少し塩味が立つくらいに味を調える。
餃子の皮に包んでまず半月状に折って綴じ、平たいところに押し付ける(動画を見ていただくと良いかと思います。)*この形は必須ではないので、そのまま半月状でも大丈夫です。
たっぷりのお湯に1%の塩(1Lのお湯なら10gの塩)を加え、浮かんでくるまで茹でる。
フライパンにバターを溶かして玉ねぎ、まいたけを炒める。赤ワインを加えてアルコールを飛ばしたらビーフシチューのソース、生クリームを加えてひと煮立ちさせる。
塩で味を調え、<5>をさっと混ぜ合わせて器に盛り付ける。
少量の生クリーム、お好みのハーブ(動画ではフレンチパセリ)を添え、粗挽き黒胡椒をかける。
ソースが煮詰まって少々重くなってしまったら、水で調整して下さい。
今のコンビニのレトルトは非常にクオリティが高い事にびっくりしました。
料理に使う際のコツとしては、化学調味料系の食品全般に言えることで、旨味は非常に強いのですが幾分香りが足りません。なので、玉ねぎやきのこ類、赤ワインなどの香り成分が強い食材で補強してあげるとより良い物に仕上がります。
私は音楽をテーマにした料理動画を作ってinstagramにて投稿しているので、他の作品も是非見ていただければと思います。
https://www.instagram.com/umezootable.jp/
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