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ファブラボでのコト

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記事一覧

記事公開になりました

さくらインターネットさんが運営する「さくマガ」にて、ものづくりDXというテーマの取材をしていただきました。 ライターの方が、ファブラボ神田錦町にきてくださり、好き勝手にしゃべる私の話をやさしく聞いてくださいました。結構適当に話したつもりが、記事になるとまとまっている。 私がファブラボを知り始めたきっかけ、ファブラボ渋谷がスタートした理由、そして現在の事業について、10年間を振り返った記事になりました。 よかったら、ご一読ください。

チョコレート3Dプリンターでつくりました

先日開催された国内初の「NFTアート」のオークション。 出品された中でも特に話題を集めた、Sputniko!さんの作品『ムーンウォーク☆マシン、セレナの一歩』の製作の一部を担当しました。 ムーンウォークマシンを、フード3Dプリンター”Procusini5.0″でチョコレートを材料にプリントしています。先日から、ファブラボ神田錦町ではチョコレート3Dプリンターの実験がつづいていますが、今回このような展開につながったことを嬉しく思います。 3Dプリントのためのオリジナルデータ

\ファブラボ神田錦町9周年を迎えました/

ファブラボ神田錦町(渋谷)は、2013年11月に9周年を迎えました。 オープンを迎えた2013年のこの時期は、MAKERSが出版された影響から、問合せや見学がひっきりなしだったことを覚えています。 (次女が産まれた直後だったのに、何も家庭のことをできなかったことも…😅) あれから9年が経過し、見る景色も大分変わったなと感じています。COVID-19の世界的なアクシデントの影響もあり、だいぶ芯のあるデジファブを活用したプロジェクトに関わることが増えてきました。 3Dプリンテ

#1 FabLab(ファブラボ)の理念と実践

note一発目の投稿は「FabAcademy2021」第1回目の授業の紹介です! 今年は新型コロナウイルスの影響で世界中の多くのラボがアクセスを制限している中活動しているそうです。僕は今回FabLab鎌倉のインストラクター見習いとしてFabAcademyに携わることになり、学び直しも兼ね授業の内容を日本語でドキュメンテーションしていこうと思います!(授業の動画は無料で公開されています。下記「Principles and Practices」にリンクを埋め込んでいるのでそち

ファブラボ世界会議、8月に開催

コロナウイルスの影響で延期されていた世界ファブラボ会議”FAB16”の開催が、アナウンスされました。会期は、2021年8月9日から8月15日まで。モントリオール(カナダ)で「Fabricating the Commons」をテーマに開催されます。また、Fab City Summitが同時開催されるとのことです。 いよいよ公式サイトが(再)オープンし、情報配信がスタートしています。

読んでおきたい記事

ここにはadditive manufacturingに関する記事をまとめていく。自身の備忘録的にも。 80人のAdditive Manufacturingエキスパートは、2020年をどう見ているか。

ファブラボブータンで活動してみませんか?

このたびJICAから公示された、青年海外協力隊のブータン隊員募集のご紹介です。 ファブラボブータンを配属先とした案件が、3件発表されました。 3月30日までの募集です。今回の募集に間に合えば、最速で21年6月下旬〜7月上旬の派遣が予定されています。 ◉職種:コンピュータ技術 ◉職種:デザイン ◉職種:防災・災害対策 ファブラボブータンは労働人材省の労働基準局が管轄する施設である 《予定されている活動内容》 隊員は配属先スタッフと協力しながら、以下の活動を行う。 1)ブ

Tsukuba Mini Maker Faire 2020

2020年2月15日(土)16(日)の日程で、「つくばミニメイカーフェア(tmmf)」が開催されました。 その中のセッションのひとつ、「つくる場=つくばをつくる」というトークセッションに登壇しました。 つくば市で技術教育をされている川俣先生、ファブラボつくばのマスターすすさん、消防車や救急車を製造するスタートアップ企業ベルリングの飯野さんと、モデレーター役の私という4人で、つくばの地ならではの「つくる場」について考えるセッションでした。 事前の議論は教育から起業までの領域に

KIGROONで3Dプリントする

先日取り上げた、超格安3Dプリンター。印刷データの調整ソフトには、Cura が推奨されている。この記事では、Curaの設定について紹介する。 CuraとはCuraは、3Dプリンター用のデータ(Gコードなど)を生成する。3Dプリントの前段階で必要となるアプリケーションである。ここで紹介するCura以外にも、多くのアプリがあり、中にはプリンターとセットになっているものもある。 Curaは、オープンソース型のアプリケーションで、市販されている家庭用3Dプリンターのほぼ全てに対応し

いよいよ家庭に一台の時代が到来か!?

今回ご紹介するのはこの家庭用3Dプリンター! 深圳KINGROONからりリースされている、180x180x180[mm]の印刷サイズをもつ機材です。 マイファースト3Dプリンター「UP!」を彷彿させる、フルオープン型とコンパクトさです。ABSとPLA素材の他、TPUやPETG材料なども温度調整次第で出力できるみたい。 届いた箱はiPadよりちょっと大きめのダンボール。この中に各種パーツがはいっています。 全部で大まかに4パーツ。真ん中にある青い四角のパーツがメインパーツで

今週は横浜美大で授業

特別授業「デジタルファブリケーション概論」ということで、プロダクトデザインを学ぶ学生たちに、ファブラボのストーリーや、最近のデジタルファブリケーション事情、国内のファブラボについてなど、概論を紹介する内容をまとめてみました。いちばんの盛り上がりは、各WEBサービスを体験しようと言うことで紹介したいくつかのシミュレーションサイト。ひとりひとりコンピュータを使いながら、サービスを体験してもらいました。マウスひとつで立体データをつくれる簡単さと、そのシミュレーションでつくられる不可

ファブラボブータンで活動してみませんか?

JICAから公示された、青年海外協力隊のブータン隊員募集のご紹介です!なんと、ファブラボブータンを配属先とした案件が、3件発表されました。 ◉職種:デザイン http://www.jocv-info.jica.go.jp/jv/index.php?m=Info&yID=JL04819B39 ◉職種:コンピュータ技術 http://www.jocv-info.jica.go.jp/jv/index.php?m=Info&yID=JL04819B38 ◉職種:防災・災害対策

未来の小売店を体験

今日は、formlabs japan 新井原さんにくっついて、シボネ青山へ。今日29日まで開催されていた、「ECAL Digital Market」を体験してきました。スイスのローザンヌ美術大学のプロジェクトで、小売店舗をちいさな製造工場にしてしまう『デジタル・マニュファクチャリング』という視点をもったもの。 要約すると、「欲しい!」と思った商品ののデジタルデータを購入し、その場で3Dプリント出力してしまう。という、次世代型コンセプトショップです。 シボネにズラッと並んだ、

ジェネレーティブデザインの取組み

ここ最近の、自主プロジェクトとして「ジェネレーティブデザイン」の設計手法、製造手法の開拓に取り組んでいます。 3D CAD "FUSION360"でもお馴染みのオートデスクさんが主軸となって進められている、未来の設計手法です。これまでの機械設計部品は、加工機の条件に合わせて部品が製造されていました。しかし、近年の3Dプリンターの発達がその状況に自由を与えはじめています。実現できなかった加工形状も、3Dプリンター技術が実現可能にしてしまうのです! そんな世界での活用が期待され