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すべてはこの日を迎えるためだった

もう『伝説の日』から数日経ったというのに、私は大きな感動に包まれ、未だ浮遊しているような感覚です。
先週の土曜日(日本時間で言うと日曜早朝)、アラバマ州立大学(ASU)VSジャクソン州立大学(JSU)の対戦がありました。

まず、夏の時点で私はこの対戦にさほど興味を抱いていませんでした。
なぜなら、推し(以下ジャスティン)がそこに参加しないとわかっていたから。

それが、現ヘッドドラムメジャーの緊急事態により、電撃的にジャスティンが復活し、にわかにこの対戦に期待が高まりました。

そうして迎えたこの日。
結論を先に言います。
本日のタイトルにしているとおり、
「すべてはこの日を迎えるため」だったし、
控えめに言っても「伝説的な1日」でした。

ジャスティンがヘッドじゃなかったら、きっとそうはならなかったでしょう。

HBCU(歴史的黒人大学)のSWACというリーグを研究し尽くした彼だからこそ、この対戦がいかに意味のあるものか、またジャスティン自身にとっても、高校からの経緯を考えるとJSUはある意味彼を有名にした大きなきっかけである事、そしてタイミング的にも復帰第一戦である前回で感覚を取り戻し、最高の準備、テンションでこの対戦が実現した事は奇跡的なものだったに違いありません。
これが伝説にならないわけがない!

それでも夏…いや、10月まではここにヘッドとして復帰するなんてジャスティン自身想像してなかったのではないでしょうか?
※こればかりは本人に聞いてみない事には真相はわかりませんけど…

もうどの瞬間にもエネルギーがみなぎっていました。
溢れる闘志、リーダーシップ、パフォーマンス…
特記しておきたいのは、去年まで長年務めたヘッドによって阻まれ続けた、スタンドでのパフォーマンスが復活した事です😭
ジャスティンの相棒でもある新ヘッドドラムメジャーが、今シーズンそれを見事に復活させて、それを見て私はもちろん感動したけど、私が見たかったのはジャスティンのいる風景…
それが今回現実となったのだから、もう何も言う事は無い…😭

本人ストーリーよりスクショ

感無量とはこの事…

また、ジャスティンがヘッドになった事によって実現したと思われる事がもうひとつ。
JSUのドラムメジャーとの記念撮影✨
真相はわかりませんが、私はジャスティンの発案によるものだったと信じて疑いません。

本人のFacebook投稿より

これらが先月初旬まで想像すらしなかったという事に今逆に恐怖を覚えます。

そして私は思います。
去年、本人も覚悟を決めていたのに何らかの事情によりヘッドが実現しなかった事も、副ヘッドという立場にくさらず懸命に働いた事も、今シーズンバンドから離れた事もすべてはこの復活劇、さらに言うとこの対JSUで伝説になるための布石だったのだろうと…

この数奇な展開は一体なに?なんなの???
どこかからの何かしらの…誤解を恐れずに言うと、宇宙規模の目線からの大きな采配によってもたらされたと思わずにいられません。
そして復帰後何度言ったかわからないけど、ジャスティン、あなたはなんてドラマチックな子なの?

ちょっと残念なのは、これがアメリカ南部の黒人文化界隈での話題に限定されているかもしれない事。
日本はおろか、アメリカ全土の話題でも無いという事が悔しい💦
2019年にバイラルセンセーションを起こしたあの男の子が、ついにHBCUにおいてヘッドドラムメジャーに就任するという、歴史を塗り替える偉業を成し遂げましたよ!

ねえ誰か、この物語を映画にしませんか?

連絡お待ちしております(笑)

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