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推しドールを作るという推し活

私の推し活は、これまでにも何度か言っているように、動画やSNSを追うだけの名ばかりのもの。
イラストを描くほかは、ジェーン・スーさんがやっていた推しと宇宙を組み合わせたオリジナルスタンプ作りにチャレンジしてみたり… 
ただどれもなかなか夢中になれきれず模索を続けました。
少しすると、推しを連れておでかけしたい…という願望も出てきました。
私の知り合いに、ファッションドール用の洋服を作る作家さんがいたので、自然と私もそちら方面で模索を始めました。

すると、忘れていた記憶が…
幼少の頃、当時流行っていたリカちゃんを私も買ってもらいました。
ある時ヘアスタイルを変えてみたい!と思い立ち、散切りのボブカットにしてしまったのです。母にとても怒られた記憶があります。しばらくしてそのリカちゃんは小学校のバザーに出されてしまいました。散切りにして怒られた事に驚いてそれっきり私はリカちゃんに一切触らなかったのでそのままお別れ。

なぜそれがいけなかったのか?と思うし、母もなぜあんなに怒ったんだろう?と謎だけど、「リカちゃん散切りヘアカット事件」は私の黒歴史となり、大人になってから可愛いファッションドールを見ても「私は人形を所有してはいけない、所有する資格などない」と距離を置いてきました。
そんな私に『推し活』をきっかけに人形を所有したいという気持ちが芽生えたのです。大袈裟かもしれないけどトラウマの克服のようにも思えたし、その推し人形がこの先思いもよらぬ展開をしていく事を考えると、いろいろ感慨深いものがあります。

というわけで、まずは推しの再現にしっくりくる人形探しから始めました。
バービー人形の男の子、ケンも検討したけれど、小柄で少し年齢よりも子供っぽく見られがちなJustinにするにはちょっとナイスガイすぎる…
かと言って、リカちゃんのお友達のはるとくんは、やはりモデルが日本人なのでこれもまたしっくりこない…
こうして検索しているうちに、理想の人形に出会いました!

バービー人形を販売しているマテル社から数年前に発売になった、ジェンダーレス人形の「クリエイタブルワールド」というシリーズです。
女の子男の子どちらにもなれる人形なので、雄々しすぎないお顔はまさしくJustin😍


最初に探し出した子はこの画像の子とはまた少し違うタイプ。さらに黒人タイプも見つけ、いろいろと夢が膨らみゲット。
短期間でいきなり3人も迎えてしまった…
そして手に入れるなり、顔にメイクをほどこしJustinに近づける作業。
さらに恐る恐るリカちゃん散切り以来のヘアカットも試みました。
なんとなく当時の自分を慰めたような気持ちになれました😊
こうして誕生したJustinドールがこちら(左&右)

た…楽しい! 楽しいではないか!!!!!
今まで趣味と言えるものが無かった私にとって、これは正真正銘「趣味」だ! うれしいたのしい✨

この時点では、メイスやホイッスルなどの小物は作っても、お洋服作りは尻込みしていました。(付属のものを利用したりやネットで手に入れたり)
初めてのカスタムにしてかなり満足した私は、いよいよユニフォーム作りにチャレンジする事に。

目標は生誕祭までに仕上げて写真を撮る!
それはもうすぐそこまで迫っていました。


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