行き過ぎた周辺捜査の代償

推し周辺のインスタグラムの利用の仕方として、誕生日に当人の写真にメッセージを添えてストーリーズにアップするのが一般的。そのストーリーズを自身のアカウントでも載せて、自分はこれだけ祝福されてます✨みたいな演出をするのが恒例のようでした。
推しはと言うと…そういう事をしないタイプらしい…　残念💦
推し活が半年経った頃には誰と仲良しなのかうっすらわかってきて、人によっては頻繁に推しと映った写真をストーリーズに載せる事があるので、私の新しい日課として、『推しがフォローしている人たちのストーリーズをせっせとチェックする』というのが加わり、それを刑事ドラマ風に「周辺捜査」と呼んで楽しんでいました。

すると推理がものを言うようになってきます。
「こないだの動画で親しそうにしてたから、この人は推しを載せていそう」という予測のもと、誕生日当日はいつも以上に推し周辺を捜査し、ストーリーズがアップされていようものなら片っ端から見てまわりました。
（推しがストーリーズにまとめてくれればそんな事しなかったけど）
お宝画像を探し当てた時には心の中でよっしゃーーー！と叫びました。

でも私はその時気付いてなかった…
ストーリーズは閲覧者がわかるような仕組みだった事に…

この当時も今も、基本的には私は存在を消して推し活しています。
コメントはもちろんの事、「いいね」もあえてしない。
「私は幽霊として推し活してるんだ」なんて周りにも言って笑ってました。

ところが、生誕祭も過ぎしばらくした頃、前に見れていたアカウントが見れなくなっている事に気付きます。
推しアカでは見れないけど、本アカでは見れるという現象が起こっている😱
それでもまだ事の重大さに気付かない…
見れない原因を探っていくうちにひとつの疑念が浮かぶ…

『わたし、まさかブロックされて…る？』

そんな事ないよね？と思いつつも、あれこれネットで調べた結果、疑いようもなくブロックされているという結論に達しました…

思い当たるのは、アップされたストーリーズを即座に見てしまった事。
深夜にアップしたものでも、日本時間では午後なので私がすぐ気付けてしまう時間帯。下手すると秒で見てしまっていたかもしれない…

閲覧者をそんなにチェックするのかな～？という疑問も残るものの、それ以外に私のアカウントが晒される手段が無いので、きっとそれです。
数百人程度のフォロワー数の子のストーリーズも頻繁に見てしまったので、さぞかし不気味に映っただろう…　ごめんね…

その後少しずつわかってきたのは、現地では私の想像以上に誹謗中傷的なものが届けられているようだ…という事。
なのでちょっとでも「この人誰？」みたいなアカウントは容赦なくブロックしているようだった。
なら私がブロックされるのも当然だよ…

結局、把握しているだけで５～６ものアカウントからブロックされました…
ブロックが解除されたものもあるけど、今も２つか３つのアカウントからはブロックされたままです。

私が恐れたのは、私のアカウントが迷惑系と周辺に知れ渡って、推しからもブロックされてしまう事。
幸い、そこは免れたけど、それ以降ストーリーズの閲覧は工夫をして慎重に見るようなりました。
何より、推し周辺に迷惑をかけた形になったので、それが不本意で、今もそこは悔やんでいます。
推し推し言って騒いでいるけど、バズったとはいえ一般の大学生。その友人はそれこそ普通の大学生なわけで、その子たちからすれば、海外の…日本のアカウントが頻繁に覗きにくるなんていうのは恐怖以外の何物でもなかったでしょう…　本当にごめんね。

まさか自分がモンスター扱いになっていたなんて…
気付かぬうちに迷惑ってかけているものなんだな…と大いに反省した出来事でした。