ドル円相場について
ドル円相場約6年ぶり120円突破とその背景 先週、ドル円相場が実に6年ぶりとなる1ドル=120円まで円安ドル高が進行しました。年始以降、急激な円安が進行している要因の1つとして挙げられるのが、日米金利差の拡大(特に米金利の上昇)です。現在、日本の長期金利が0.24%台で推移しているのに対して、米長期金利は先週一時2.5%まで上昇しています。こうした長期金利の異なる動きの背景にあるのが、日米金融政策の違いです。日銀はイールドカーブコントロール(YCC)によって長期金利の誘導目標