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メダカに操られている

ペットとして一般的なのは、猫や犬だ。
モフモフ系は、癒される。それは、理解できる。

だけど私にとって、犬は散歩が面倒くさい。
糞尿の処理も、面倒くさい。
ようするに、犬の世話が面倒くさい。

かわいい  < < <  面倒くさい

想像するだけでも面倒くさくって、犬を飼いたいとは思わなくなった。 

じゃ、猫は?
猫と言えば、トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)

何年前だったか、何かのTV番組に、猫を飼っている人が出ていた。
一戸建ての家なのに一部屋以外、すべて猫達に支配されていた。
どの部屋も、キッチンですら猫の糞尿まみれだった。

トキソプラズマによって、人の精神にも影響を与えていることが
わかってきている。
“宿主操作”がされているのだ。
そこは、寄生虫が繁殖しやすい環境が作られていた。

猫を通して寄生虫が繁殖しやすいように、
人間が飼われているかのようだった。

そういえば、姉の家で姪は猫を飼っている。
そして姪は、猫の糞の転がったベッドに平気で寝ていた。
その部屋のにおいが、あまりにもすさまじくて、
私は一秒たりとも、姪の部屋に入りたくは無いと思った。


そんなわけで、ペットというものに全く興味が無かったのに
昨年、職場の同僚からメダカを頂いた。

「増やし過ぎてしまったから、良かったらもらって欲しい」と。
同僚の実家ではメダカを長く飼っているらしく、
増える一方だったのだそうだ。

我が家には、数年前に別のところから頂いたメダカがいた。
私はその時、メダカにも興味が無かったので、
世話も家族がしていて、私は全くしていなかった。
そして数匹いたメダカも、最後の1匹になっていた。

「水槽もあるし、いいですよ。」と、稚魚を13匹もらった。
自分がもらってきたのだからと、生まれて初めてメダカの世話をしている。
前の水槽は小さかったので、新しく睡蓮鉢も購入した。
メダカ用の水草も購入した。
近くの水源から、タニシもとってきた。
毎日、メダカの世話をして、メダカを眺めていた。

今年の春、残っていたメダカは全部で10匹。
我が家に元からいたメダカも含めて・・。

暖かくなってきても、卵を見かけなくて不安になっていたら、
ひと月ほど前から、どんどん卵を生み出した。
卵を産み付けた藻を、せっせと救い上げて別の水槽に移していたら、
気付くと稚魚が50匹以上いた。

だから新しく大きな睡蓮鉢を数個購入した。
せっかくなので、ビオトープを作った。
そして大きくなってきたメダカたちを、
種類別に分類して、新しい住処に移していった。

最近になってようやく、頂いたメダカの種類を知った。
幹之みゆきメダカ・・。
道理でメダカをくれた人が
「背中はどのくらい光っていますか?」
と聞いてくると思った。

メダカの世話で、一日があっという間に過ぎている。

絶対に、メダカから何かが出ている。
世話をさせるために、飼い主を操っている。
“飼主操作”だ。


※ 2022年7月28日 追記
  龍神がついている人は、メダカを飼うと良いと思います。
  メダカは金運に良いと言いますが、
  金運が良いからメダカに縁がある・・という見方もできますね。

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