タモリのやってる風ピアノに憧れて

異動してしばらく経ちました。

異動したばっかりあるあるですが、つらい!

中小企業にしてはかなりがんばっていて、社屋はとてもきれいです。

通勤時間もかなり短くなったし、業務内容も責任のありそうな感じで、これまでのようにヒマ疲れはしなさそうです。

全く異なる畑から飛び込むので、当然不安はありましたが、会社の人事異動はそういうものです。

むしろワクワクして、この機会を待ち望んでいましたが、実際に環境が変わって1週間経った今、ワクワクなどという感情はありません。

業務内容のあまりの違いに、パンク状態です。

どれくらいかというと、日本から海外留学にきたくらい違く、

周囲が使う用語から分からないので、聞き取ってメモして、それらの意味を調べるレベルです。

ホームステイ先か?と毎日思っています。

そのレベルなのを上司も承知なので、時間を作って色々教えにきてくれます。

わたしが分からなそうな顔をすると(基本わからない顔をしている)、何度でも聞いて、と言ってくれますが、眉間のシワがちょっと怖いです。

たまに笑うとすごく素敵なので、ずっと笑っていてほしいです。

今日も色々教えてくれましたが、分からなすぎてボーッとしてしまい、情けなくなりました。

昼休み、嵐のONE LOVEを聴いて、泣きました。

この状況、サンボマスターを聴いて涙、なら理解できます。

結婚式でONE LOVEを聴いて涙、も理解できます。

会社の昼休みに、仕事がわからなすぎてONE LOVEで涙……?

いっぱいいっぱいのあらわれです。

なんか、中学生の時の部活動を思い出しました。

弦楽器の合奏部で、バイオリンをやっていた頃、『眠りの森の美女』のイントロが難しすぎて、泣いたことがあります。

難しすぎてもうやっていけない……と絶望したことを覚えています。

あの時は、練習してどうにかなりそうもなかったので、本番は弓だけ動かして弾いたフリをして、難を逃れました。

中高一貫校に通っていて、高校でも同じ部活を続ける、という暗黙の了解がありましたが、幸いにもその時中3の冬だったので、数ヶ月耐えた後辞めました。

仕事もしたフリでなんとかなるかな……








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