AIに管理された工場労働者は楽しく働けるのだろうか
こんにちは。うめです。
皆さんはAI崩壊という映画をご存じですか?
結構人気なようです(まだ僕は見てません)
僕はこういう映画のタイトルなんかを見るたびに、AIに対する恐怖心があるのかなぁと思います。
そこで今回は工場労働者をAIが管理するとしたら人は楽しく働けるかについて僕の考えを書いていきたいと思います。
人間を機械とみなして制御するサイバネティクス
まずはじめにサイバネティクスという学問をご紹介します。
Wikipediaによると以下のように紹介されています。
サイバネティックス(英語: cybernetics)または人工頭脳学(じんこうずのうがく)は、通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問。語源は、ギリシャ語で「(船の)舵を取る者」を意味するキベルネテス(ギリシア語: Κυβερνήτης[1])。第二次世界大戦の後、ノーバート・ウィーナーによって提唱された。現代科学には不可欠なフィードバック制御を初めて体系的に定式化した理論である。提唱当時はまだ情報理論が発展する前であり、システムの構成要素間でやり取りされる情報に対する定義が曖昧であったため、自動制御とフィードバックが別々に発展することはあっても、両方の関連を体系的に扱う事は難しい時代であった[2]。コンピュータ化された事物を形容するサイバーと言う言葉の語源でもある。
生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うとあるので、
生体を機械のように制御するといっても、拡大解釈であることは否めないと思いますが、外してもないと思います。
機械のように制御できるのならば、AIがそれを管理することも可能なはずです。
AIに管理されて働くことに対する印象
工場労働者が管理されて働くことについて言及したツイートがありました。
このように、管理されると聞くと、どうも悪い印象、怖い印象が付くようです。
しかし、僕はAIが労働者を管理して働くことはいいことではないかと思うのです
管理する目的
そもそも管理する目的を考えると以下の3点があると思います。
1. 従業員の労働生産性を上げる
2. 従業員が怪我をしないようにする
3. 従業員のアウトプットの品質を一定化していく
AIが管理することによって、以上の3点が向上すると思います。
まず、労働生産性が上がるのは、AIがうまい従業員の動きを骨格解析して、動作のうまい下手を数値で判別できることや、製品の検品時にどれぐらいきれいにできているかを数値化できるからです。
プロセス(動作)や出来栄えが数値化できるとゲームのように楽しめますし、従業員の方も、どれぐらい自分ができているのかが可視化されてモチベーションアップにもつながると思います。
また、動作の骨格解析ができれば、従業員の怪我予防にもつながります。
下手な人の怪我しそうな動作を、怪我しにくい理想的な動作に修正できるからです。
従業員が怪我をすると、ラインが一時的に止まったり、新たな人員の補填、教育など、コストがかかってしまいます。
また、動作が画一化していけば、製品のアウトプットも一定に近づいていき、品質が安定します。
このように、AIが従業員の動作を管理することは、従業員にとっても、企業にとってもいいことであると思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?