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生活をゲーム化するということ

ポエムを書きたくなることが定期的にあるのですが、他の場所だと特定の技術だったりスキルだったり出来るだけ分かりやすく構造化しないといけない無言の圧があったり、はたまた立場上テキトウ(雑)な考えを書けない感覚(禁止されている訳では無いけれどもそういう空気)があり、noteなら良いかもという謎の解釈が最近芽生えてきたので、キーを叩いている次第です(ふと頭に「筆を取る」と浮かんだけど、MacBookProでChromeから直接キーボードで打ってるので、気取らずありのままを表現)。

こういう文章を書く時、僕は自分が「こういう考えは人生において役に立つ(立ってきた)なぁ」と思っている時が多くて、今回も "自己満足で何かの感情をぶつけたい" 訳では無く、"何かを自慢したい" 訳でも無いことを最初に言っておきます。趣味趣向は人それぞれなので "面白いと思ってくれる人が1人でも居ればよいなぁ" と思いつつ、等身大でありのままを書きます。

「生活をゲーム化するということ」は、もう少し付け加えると「仕事・プライベート全般を含めた、いわゆる生活におけるあらゆる事をゲーム化(ゲームで頻繁に用いられる概念を活用)すると、楽しく続けられてストレスが軽減でき楽しいですよ」という話です。

これを読んで頂いている皆さんは「ゲーム」をやったことありますでしょうか?

年代によって「ゲーム」と聞いて思いつくものは様々だと思います。ある人は、スマホで遊べるパズルゲームを思いつくでしょうし、ある人はオンラインで仲間と集えるゲームかも知れませんし、トレーディングカードのようなゲームもあるでしょう。

ここで僕が言いたいゲームは、数あるジャンルの中でもRPG(ロールプレイングゲーム)に近いもので、スマホで1ヶ月以上遊び続けられるようなタイトルのゲームには、明示的にRPGと言ってなくても同様の要素が必ず含まれていると言っても過言では無いと考えています。

前置きが長くなりました。その要素とは「自分だけの "少し頑張れば達成可能な目標" を、自分で設定して、こなす。これを繰り返す」ことと「新しいことを経験し、蓄積できたことを振り返る」です。

なぜこの2つが重要なのか、学術的なことはポエムなので度外視して、僕なりの見解と良さを説明したいと思います。

まず「自分だけの "少し頑張れば達成可能な目標" を、自分で設定して、こなす。これを繰り返す」ですが、仕事においては会社や上司から何らかの形で人事評価に関連するような目標を提示されたり内容のすり合わせがあると思います。もちろんそれをこなさないと給与が下がる危険性もあり、真面目に取り組みアピールしないと給与が上がる可能性も少なくなってしまうので、金銭的な報酬が気になる人は、嫌々でもやっていると思います。ですが自分以外の誰かから提示された目標が "いまの自分に適切な難易度になっている" なんて保証は絶対に無い訳です。

その点、自分で設定すれば、難し過ぎればレベルを下げたり量を少なくしたり、やること・参加すること自体が重要だと考えるなら期限を延ばせば良い訳です。

大切なのは、1度で終わりにせず繰り返すこと。ゲーム作りでいうところのレベルデザインです。

次に「新しいことを経験し、蓄積できたことを振り返る」は、飽きを防ぐことと自己効力感や自己肯定感を高めることに役立つと勝手に思ってます。また、振り返るためには何かしら記録しておくことが必要になるので、テキストのメモでも手書きの日記でもTweetを含むSNSへの書き込みでも何でも良いので、見返してみて下さい。

このように書くと「そんな高尚なことは限られた人達だけが出来ることでしょ」と思ってしまう人も居るかも知れません。そう思いがちな人達はハードルを上げすぎている(難しく考えすぎている)ことが多いです。

例えばRPGゲームを遊ぶ時「今日はレベルを20まで上げよう」や「このアイテムだけ先に取ろう」など何らかの目標(次のステップとしてやりたいアクションとゴール)や「今日は1時間だけやろう」など時間を決めて遊ぶ(行動する)ことは誰しも経験があることだと思います。

その考えを、仕事やプライベートで関わることにより多く適用するだけの話です。

プライベートでの適用としては「1ヶ月に本を1冊読む」や「睡眠を7時間とる」など出来る範囲から始めて、無理なく記録できる方法や見返した時に気分が良くなる分野(自分が「これだけ頑張ったなぁ」としみじみ思える領域)を選ぶことが大事で、1回やってうまくいかなくても別の分野や方法を試してみることです。

何か1つでもうまくいけば楽しさを感じられると思うので、次の新しいことに試してみる余裕が生まれますし、次の新しいことがダメだったとしてもすでにうまくいっているものがあるので気が滅入りすぎなくなると思います。

ワーク・ライフ・バランスやワーク・アズ・ア・ライフなど、私生活と仕事の配分や考えは様々ありますが、同じ手法が適用できる範囲が広がると切り替えのコストが減り、ある種の資産としてのポータブルスキルと捉えることも出来るので、応用が効きやすいと考えています。

皆さんも「生活をゲーム化」してみませんか?

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