あきらめるな!不器用過ぎて、何をやってもダメな人へ
こんにちは。アダルトチルドレン卒業ライターの、梅岡幸子です。
今日は、不器用過ぎて学校や社会で苦労している人、「診断されてはないけど、私はきっと発達障害だろうな…」と自分で思っている人に向けて書いています。
「どうせ治らないし…」とあきらめるなら、せめてこれを読んでからにしてくれ。
我が家はいわゆる、機能不全家族。
ヒステリック・支配的・不安神経症なオカン。
空気のように存在感がなく、幼稚園児のまま精神年齢がストップしている親父。
そして、私は弟が二人居る長女。
私たちは兄弟そろって、ものっそい不器用です。
代表して私の症状を説明すると、
・先生や上司の話が聞けない&集中力が持続しない
・手先が不器用で、何をやらせても下手
・仕事をなかなか覚えない
・無意識な不思議ちゃん発言で、その場の空気を微妙にしてしまう
・対人スキル、ならびにコミュニケーション能力ゼロ
などなど…。おかげで、子どもの頃から苦労したぜ。
親からも先生からも言われるのが、「なんでできないの⁉」って言葉。
(こっちが聞きてえよ…。なんで私はみんなと同じようにできないの?)
「この前もあなたに言ったよね?」
(すんません…覚えてないっす…涙)
社会に出てからはさらに悲惨だったわ。
看護学校のグループワークでは、私が喋るとみんな苦笑いしながら黙っちゃうし
(しまいには空気のように扱われて、まるで居ないように無視されてたぜ)
居酒屋のバイトでは女将さんに
「さっちゃん、明日はお休みしてくれない?忙しいから、仕事のできるAさんとBさんに代わってもらうから」
なんて言われるし。
(ですよねー。私じゃモタモタしてるから店が回らないもんね~)
(仕事のできない私は、出勤しないことしか店に貢献できないからね。)
転職を重ねても、仕事もできなさすぎ&覚えなさすぎ。
どこへ行っても女性と仲良くできないし(母親との関係が根源だとあとで分かる)、
左遷ばっか食らってた。
せっかく正社員で入社しても、数か月後にはバイトレベルの部署に格下げ。
仕事を教えてくれた人に、
「もう、あんたには教えたくない。全然覚えないんだもん」
…と匙を投げられたり
部長に、「今日は一日、みんなの仕事を見学してろ」と命じられ、
毎日8時間の社内ニート状態を過ごしたこともあったっけな…。
私の存在ってなんなんだろう?
どこの世界へ行っても、私が居ると迷惑で邪魔で
生きてる価値もない疫病神?
そんなふうに病んでた時期が長かったのよ。
で、当然思うわけよ。
「私はきっと、発達障害か何かなんだ」って。
そんで思い切ってクリニックを訪ねて、症状を説明するとだな。
(ドクター)
「発達障害かも知れませんね。症状を一時的に和らげる薬を出しましょう」
と、当時は合法だった「リタリン」を処方されたのね(今は廃止)。
そいつ(リタリン)を、仕事中だけと決めて服用したら、もうスゴイのなんのって!
仕事には集中できるわ、ミスはしないわ、作業が終わったあとのゴミの量は激減するわ…。
「普通の人」の脳みその中って、こんな感じなんだぁ…。
そんな感じで、それはそれは感動したわけよ。
ところが、幸せは長くは続かず…。
(ドクター)
「日本の法律が変わってね、もうリタリンを処方できないんですよ」
…。
えぇぇぇぇぇぇ*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ
あれを飲めば、普通の人みたいに仕事ができるのに…
あれさえあれば、私は普通の人になれるのに…
目の前が真っ暗とはまさにこのこと。
ところが…
(ドクター)
「○○病院の先生は、発達障害に詳しいですよ」
少し希望が見えた。私は、紹介されるままに、その先生のクリニックを訪れたわけよ。
新しい病院。新しい先生。
問診は、本当に長かった。
家族構成、親子関係。
今までの様子、今の感情。
本当にみっちりとした、濃厚な問診だったよ。
それらをやっと終えると、ドクターは信じられない言葉を口にしたのよ。
「梅岡さん、あなたは発達障害ではないですよ」
……( °д°)?
(ドクター)
「これまで、人の何倍も頑張るわりには、人並み以下の成果しか出せなかったんじゃないですか?」
図星だった。
私が人よりうんと頑張ってもなかなかできないことを、なんで他の人はスイスイできちゃうの?
そんな疑問を抱えながら生きてきた。
(以下、ドクター)
「あなたは、幼少期のトラウマやストレスを抑え込むために、脳の半分を使ってしまってるんですよ」
「だから、普通の人が脳の全体を使ってやることを、同じようにできない。半分しか使えない分、エネルギーが必要だから」
「生まれて此のかた、一度も傷ついたことがありませんなんて人は居ない。だけどあなたは、他のひとよりストレスやトラウマが大きすぎるんです。」
「だから脳に機能障害が起こって、発達障害のような症状がでているんです」
あまりにも予想外な展開に、ただただ言葉を失ったね。
この後の方が大事だから、次の記事に書くよ。
良かったらサポートお願いします!お役に立てそうであれば、お仕事の依頼もお待ちしております。