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292冊目:怨み屋本舗/栗原正尚

こんばんは、Umenogummiです。


今日は法で裁けない悪人を大金と引き換えに制裁してくれるこちらのマンガです。


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怨み屋本舗/栗原正尚 作



あらすじ



怨み屋」と名乗る女が、怨みを持つ人間から大金を支払わせる代わりに、復讐代行を行うお話です。

怨みを持っている、持ちそうな人間を調査し、客になりそうな人の家に、「あなたの怨み晴らします」と書かれた黒い名刺をいれていきます。


情報屋と呼ばれるクラッカー、怨み屋の実弟で熟女専門のホスト・シュウやオタクながら俊敏な運動神経を持つ十二月田などと協力、さらには各支店とも連携を取りながら鮮やかにターゲットに復讐を完了させます。





感想


怨み屋本舗は現在まで第6部の作品があります。

第1部 怨み屋本舗

第2部 怨み屋本舗 巣来間風介 

第3部 怨み屋本舗 REBOOT

第4部 怨み屋本舗 REVENGE

第5部 怨み屋本舗 EVIL HEART

第6部 怨み屋本舗 WORST(連載中)



胸糞悪い終わり方もあります。

でも現実世界で、罪を犯したのに裁かれずのうのうと暮らしている、そんな奴らに制裁を下してくれる。

いわば現代版仕事人です。


逆恨みなど、怨みのない仕事はしないなどのポリシーを持っており、依頼人が怨み屋を欺くことがあれば、それ相応の制裁をするなど、非道な面もあります。


自らを必要悪と語る怨み屋の毅然としたブレない姿勢は怖いと思う反面、格好いいです。


お話は短いものから中長編など様々で、怨み屋自身が直接関わる話もあります。話が進むにつれて、怨み屋がなぜ怨み屋となったのかという過去話も明らかになっていきます。


復讐のバリエーションも然ることながら、犯罪も多種多様。声をあげられない弱者がカモになるような世の中が少しでも良くなればいいですが…何が起こるかわからない世の中、自衛することも重要だと教えてくれる社会派マンガです。

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