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34冊目:親愛なる僕へ殺意をこめて/井龍一・伊藤翔太

こんばんは、Umenogummiです。

今日はコミックDAYSにて現在連載中のこちらの作品です。

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親愛なる僕へ殺意をこめて/井龍一 原作・伊藤翔太 漫画

平凡な大学生・エイジは、本人の記憶のないところで大学のマドンナ的学生・京花と付き合い始め、数日間の記憶をなくしていることに気が付きます。さらにエイジの身の回りに記憶のないおかしなことが起こり、その間の記憶がなくなるということが続き、「殺人鬼LL」をめぐる殺人事件に巻き込まれていくというサスペンスストーリーです。

「殺人鬼LL」は15年前、5人の少女を拷問し、惨殺。最後は焼身自殺するという、センセーショナルな事件を起こした人物です。
この「LL」が、エイジの実の父親です。エイジは「人殺しの子」として生きてきました。京花はそんなエイジを理解し、優しく包み込んでくれます。

しかし大事な彼女との時間も、記憶が吹っ飛んでいることに気が付き、さらに「LL」の再来かと思われる事件が起こります。

エイジは、「エイジは二重人格」と指摘する同級生・麗とともに、真相究明に乗り出しますが、そこに待っている真実は…。


登場人物は歪んだ人物が多く、その人々の行動が事件を複雑にさせています。正直言ってその多くは自分勝手で、感情移入できないです(前半のエイジは哀しすぎるのですが)

それでも引き込まれてしまう、何かがこのマンガにはあります。

事件はどのような解決を迎え、エイジはどのような運命を辿るのか。
見守っていきたいと思います。



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