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『 瀬戸内海・因島の生タコを貰った 』

瀬戸内海・しまなみ海道の因島(In-noShima)産の
生蛸(タコ)を一杯貰った。

広島の尾道からタオルで有名な愛媛・今治まで瀬戸内海の空に架かる
橋を渡って行くのがしまなみ海道だ。
まず最初に向島、因島、そして、平山郁夫の出身地でもある生口島までが広島県、その先は愛媛県となる。

その因島辺りで取れたというタコをNoriさんが土産にくれた。
室町、戦国時代に瀬戸内で暴れ回っていた村上水軍も
出陣前には「八方の敵を喰う」などと言い合いながら
魚介類も放り込んだ鍋で勝負飯にしていたという。

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我が家の台所で丸々一杯のタコを見るのは初めてだ。
タコなどは正月料理の赤く茹だった酢だこしか食わないのだが、
先日から何故か生のタコが食いたくてならなかった。
そんなタイミングで一杯のタコが来たのだ。
しかも、因島のだ。

あの地方では『半夏生』といって夏至から数えて
11日目くらいにタコ料理を食うらしい。
「はんげしょう」と読む。
ちょうど今頃だ。
田植えが終わり、
稲がタコの8本足のように根付きますように!!
そして、
タコの吸盤のようにびっしりと稲穂がつきますように!!
タコ料理はそんな願掛けでもあるらしい。

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とにかく今、
良く洗い、解体し、焼いたり、蒸したりしたものが
我が家の食卓に登場した。
そして、やはり日本酒だろうな。
昼間っから日本酒など堕落者に違いないのだが
タコが美味そうなのだから仕方がない。
それに今日、俺はエアジンが休みだしな。

うん、なるほど。
これは美味いな。うん、美味い。

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ちょいと当地の料理屋などの調べてみたら
タコの天ぷらやタコ飯などの料理もあるようだ。
いつかあの島へ行った時はフルコースで食わなくてはな。

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いやはや、これは酒が進むなあ。
参ったなあ。。。

  うめ。2021.july 6th

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  うめ。

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