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フックグリップ入門

「デッドリフトのグリップを強くしたい!」
「なんかフックグリップってカッコイイ!」
「安西先生…!! フックがしたいです……」

そんなあなたに!今回はフックグリップのポイントをご紹介したいと思います!

■ What’s the hook grip???


そもそも、フックグリップとは一体どのようなものなのでしょうか。


フックグリップは、写真ように親指を内側に入れ込んでバーを握るテクニックです。ごく稀に、オルタネイトでフックをする人がいますが、基本はオーバーハンド(順手)でフックグリップを使用します。

競技特性上、オルタネイトを採用できないウエイトリフティング選手がよく使うグリップです。最近では、パワーリフティングにおいても行う選手が増えてきました。

では、フックグリップにはどんな長所と短所があるのか見ていきましょう。

■ メリット


1.外れにくい
親指がパワーグリップのベロ同様の働きをする為、グリップアウトしづらくなります。

2.身体の左右差が減る
両方オーバーハンドで握る為、身体の捻れが発生しづらいです。

3.ストラップやパワーグリップを付けている感覚で引くことができる
肩や腕の力みを減らしたり、可動域短縮効果も見込めます。

■ デメリット


1.痛い
なんといってもコレ。親指に重さが乗る為、慣れていない場合や誤った握りをした場合に痛みが出ます。

2.手が小さいとできない
親指を他の指で押さえるので、指の長さが足りないと出来ません。

3.前に持っていかれる
オーバーハンドで握る為、上手く身体を使わないと、前方へ回転する力が働きやすくなります。


4.手が大きくてもオルタネイトの方がいい時がある
この点については後述します。


次にデメリットの対処法、その他の点について握るポイントと共に解説していこうと思います。
少しでも続きが気になった方は、扉を開いてお進みください…


※下記の内容を踏まえても、痛みを強く感じる、又は手の大きさが足りず採用できない場合があります(正直、フックグリップは痛い場合が多いです。このノートでは、無駄な痛みを減らす方法について書いていきます)
ご理解していただいた上での、ご購入お願いいたします。


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