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戦争を知らない子供たち

ロシアによるウクライナへの攻撃が始まった日
ニュースとTwitterで流れる情報を一日追っていた
高校一年生の娘

まさか、自分が生きている時代に「戦争」が起きるなんて
夢にも思っていなかった。戦争って昔の時代の話だと思っていたから。
爆弾が落とされてる映像とか見ちゃうとショックだ。


と言って、普段は深夜過ぎまで起きているのにはやばやと寝てしまった。

そういえば、民族間の「紛争」は絶えないけど、「戦争」はしばらくなかったってことに気が付いた。

私が子供の頃「戦争を知らない子供たち」という歌があって
自分は戦争を知らない子供たちだと思っていた。
でも、ロシアとアメリカは冷戦中だったし、湾岸戦争や
日本ではないところでは戦争があった。

戦争を体験していないだけで、戦争はあったのだ。

でも、むすめたちの世代は本当に戦争を知らなくて
これがはじめての戦争なのである。

911の時にワールドトレードセンタービルに突っ込む
飛行機の映像を見た子供たちが
不安を訴えたとよく言われていたけど
それと似たような状況が、むすめたち
戦争を知らない子供たちに起きているんじゃなかって思った。

自分で目を瞑らないと情報はすぐに入ってくる。

そういう情報に興味を持てるということはとても大切なことだけど
フェイクニュースもあったり、どこが出どころかわからないような
「募金」の窓口情報が流れたり。

不安が不安を呼んでいるような気がする。

そして、「平和への祈りの会」なんかも頻繁に行われたりするけど
祈りは平和な心から湧き上がるものであってほしい。
不安や正しさが由来になっていないかどうか
自分の心を良く眺めてみてみるといいと思う。

「破壊」こそ、ものごとのはじまり
という説もある。
まず古いものを壊し更地にする。
新しい芽は更地になった土壌に育つ。

だから、必ずこの先は良くなってゆくと
希望は持ち続けながら

今の状況を見守って行ければと思っている。





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