更年期なお年頃~白髪編~
更年期なお年頃ゆえ、ここ数年いろいろな体の変化が気になりだした。
体重の増加は二年くらい前がピークで、自分でも一体なにが起きているのかわからないくらいの勢いで増加していった、それに伴い崩れ落ちるように体系が崩れていった。
最近気になりだしたのは「白いあん畜生」と私が勝手に心の中で命名している白髪である。
白髪というものは不思議なものでおそらく他人にはそんなに気にならない程度だけれど本人は妙に気になる。
「え?こんなにあったけ?」
「うわ!こんなところにまとまって生えてきた」
「もしかして、見えてるところでこれくらいってことは見えない場所はどうなっているんだ?」
それが不思議なことに
「ねえ、ママも白いのが出てきたでしょ」って子供たちに聞いても
「え?ないよ」とか「ぜんぜんわかんないよ、よく見ないと」
という返事が返ってくる。
本人が気にするほど他人には気にならないのだろう。
先日美容室で
「私もいよいよ白いのが目立つようになってきたんですよ~
気になるから抜いてるんですけど抜けば抜くほど増えてきますよね」
とぽそっとお悩みを伝えたら
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絶対に抜かないでください!毛穴って髪の毛が生えてくる回数が決まっているから頻繁に抜いたら生えてこなくなりますから!
確実に禿げます!
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といつもおだやかに話す美容師さんに叱られた。
白髪もいやだけど禿げるのはもっといやである。
ということで、ものすごく素直に聞き入れて白髪を抜かないようにした。
よって必然的に白髪も探さないようになった。
するとどうだろう。。。
不思議なことに白髪が気にならなくなってきた!
今まで「この!あん畜生が!一本残さず撤去してやる!」
そんな調子でわざわざ白髪を探していた
ということに気が付いた。
白髪は探さなければ気にならないのである。
白髪をみつけるたびに「やだわ~」「老けたわね」って思っていたけど
それはまさに暗示のようで
「老いた、老けた」と自分で決めつけてしまっていたんだなと。
気にしなければ気にならない
この発見は地味に大きな発見だった。
現実は何も変わっていないけど
ほんのちょっとだけ若返った気がする。
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