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気楽に外国語と接したい――新年の抱負

年末年始の休みが始ったと思っていたら、早くも三が日が過ぎようとしています。明日から年明け最初の通勤や通学が始まる人も、大勢いらっしゃるかと思います。かく言う私も、その一人です。

noteに投稿された記事を見ていると、多くの方が新年の抱負を掲げており、自分も何か頑張ってみようという気持ちになります。過度に他人と自分を比較する事は望ましくないけれども、自らのモチベーションを保つ為には、適度に他の人の様子を見る必要があるのだろうと、改めて思った次第です。

私自身の抱負は、気楽に外国語と接する様にしたい、というものです。

学生時代だけでなく、現在においても、外国語と接する機会はあります。けれども外国語に接する時の姿勢は、妙に肩に力が入った感じになっているのではないか、と感じるのです。恐らく無意識のうちに、書かれている事や、言われている事の全てを理解しなければならない、という気持ちが強くなっているのでしょう。

けれども日本語と接する時に、そのような姿勢になっているかというと、恐らくそうではないと思います。実際のところは、注意して聞いたり読んだりする所と軽く流す所とを、ある程度まで弁別しており、その上で分らなかった事を改めて確認しているのでしょう。

要するにこういう事なのでしょう。外国語と接する時は、100パーセントの力を維持しようとして疲れてしまうのに対し、日本語と接する時は、力加減を随時調整して疲れにくくしているというわけです。従って外国語と気楽に接するとは、日本語と接している時に行っているような力加減の調整を、外国語に対しても行う、という事になるかと思います。

学生時代は試験で点数を取る必要もあって、単語帳や文法書に噛り付く様な方法を取っていたと記憶しています。けれどもそういう方法は、続ける上で辛いところがある様に思います。それよりはむしろ、短い外国語の文章を読んで、外国語に慣れる所から始めて行き、その過程でよく出てくる言い回しや単語について調べて行く方が、長続きすると思っています。その過程で、外国語の持つ癖に気付けるようになれば、日本語との比較もできて面白くなるかもしれません。


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