見出し画像

街中の登山ザックは如何に?

最近散歩や体操の記事ばかり描いている梅熊ですが(あ、今日は普通に6時半に体操してきました<(_ _)>)、そんな中でもヨノナカを、コレ見るともなく観察だけはしておるのです(._.)

今日は何を見ていたか。

先日、ちょっと前にかいたこの記事に久保マシン先生からコメント欄にご質問を頂いた。興味のある方は覗いてきてほしいのですが…

ざっくり言うと、

大きな登山バッグを買ったけど山にもいけず勿体ない、街中で使ってヘンじゃないかしら?

というものです。フム、これは興味深い。

当方なんか登山用の30Lザックを平気で買い物に使ったりしますが、これはもと登山部で慣れているからです。一般的にはどうであろうか。基本的にはリュックが流行るのはいいことだと思うんですよね、手が自由で安全だし。そういえば介護のコラムにもこんなの描いたことがありますよ。(以下会社のサイトより引用)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コラム62 季節にあった服装

いや、まったく暑くなりました。毎年言いますが、脱水注意の季節です。

私はこの季節に入社しましたもので、はじめ「服装」について厳しく教わったのを良く覚えております。
「介護を受ける方のなかには、暑い、寒いをうまく伝えられない人もいる。服装は暑さに合ったものを勧めて、相手の返事をちゃんと聞きなさい」と。

事実寝たきりの方が急に発熱されたとき、服装をかえ水分を摂取したところ治った、ということもありました。焦る前に、時期柄を考え脱水による発熱を疑いなさいと習った苦い思い出です。
健康な私でも、今、意に反して長袖など着せられたら脱水になります。大事なことですね。

ところで、服装といえば最近こんな感じの装いをよく見かけます。

画像1

流行っているのでしょうか。スーツの上からリュック型の、両手が自由なバッグを担いでいる人を多く見ます。スーツといえばブリーフケース、あるいは肩掛けカバンが普通でしたが…。

やはり便利なのでしょうね。両手が自由なほうが良いという、合理的な変化なのでしょうか?
だとしたらお気持ちよくわかります。

ただ。
・・・まだ見慣れないせいでしょうか。
あの、リュックはやっぱり、ちょっと、スーツには似合わないような気がするのですが…いかがでしょう…(小声)。

画像2

(改めてみると、やっぱりこっちが見慣れた感じ…)

いえ、リュックが悪いんじゃないんです。きっと間違ってるのは「スーツ」の方でしょう。
冒頭の言葉に従えば、「季節に合った服装」ではないですよね。
日本の蒸し暑い夏に、長袖長ズボン、しかも自宅で気軽に洗濯できない服ですから。
リュックの合理性と、スーツという社会的な約束事の相性が良くないのでしょう。

この時期のスーツは仕事とはいえ、ツラいのではないかと拝察いたします。

もしこれがもうちょっとカジュアルな、ラフな格好だったら。

画像3

見た目の統一感はこっちでしょう。涼しげでいいと思うのですが。
しかし、やっぱりこれで仕事ってわけにはいかないのでしょうかw。

介護だけでなく、ヨノナカ全体的に「季節に合った服装」を許したほうがいいのではないか…と、温暖化の折、つい余計なことまで考えてしまう今日この頃です。

とにかく、昔の夏とは暑さの質が違いますからね。

(追記)
20年前に私が着ていた「学ラン」にも、同じことが言えると思います。暑いし、洗濯が難しい。

LIONの調査によると、学生服を週一回以上洗濯しているのは全体の29.6%だそうです。「時間がない」「型崩れが心配」など…。

どうにかしていただきたい(^^;)。

制服をやめるか、ダメならせめて「全自動洗濯機で洗える学ラン」を作ってほしいものです…本当に。

画像4

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

引用終わり。

てなわけで、服装も時代の要請によって変わるものではある。登山用ザックだって、別に街中で使って悪いわけではないので、要は慣れだと思いますが。慣れと言えばコレ、このばかでかいバッグも、

ビーバーイーツ

最初は何かと思いましたが、もうすっかり見慣れました。

良く考えたらあんな馬鹿でかくて四角いバッグを背負って自転車を飛ばすというのはかなり珍なる風景であろうが、慣れというのは恐ろしいものです。

そこで当方、ここ2日ほど、

街中で登山バッグを使っている人がいるかどうか?

気にしてみたところが、これがいることいること。

久保マシン先生、ご安心ください、東京都荒川区にはかなり普通にいます(笑)

お年寄りが多く、両手を自由にしたい人口の多さも関係しているかもしれませんが。若い人でも結構使ってますよ!

それが証拠に、今日河原近くの道を歩いていた登山ザックの男性を谷〇ジロー先生風に描いてみましたので、変かどうかご覧いただきたい

ザックで歩く

たぶん50歳前後の男性。ワイシャツにチノパン、40L位の登山ザックを背負って散歩しておられました。…別に、そんなヘンでもないでしょう?時折スマホを見ていましたので、やっぱり手が自由になるのがいいのでしょうね。

これは野外でしたが、お店の中でも発見しました。

若い女性の二人連れ。見て覚えた限りの服装を思い出して、いま諸星大〇郎先生風に描いてみたので、変かどうか確かめてください(._.)

ザック諸星風

20代後半の女性、二人連れがスーパーの中を、こういう格好で買い物しておりましたが。別に、おかしくはないです(._.)

行楽の季節ですから、なんかの買い出しだろう、くらいで自然に溶け込んでおりました。

一時期の山ガール、若者むけトレイル・登山ファッションの影響もあり、登山ザックで街歩きはかなり浸透しているようです。

というわけで久保マシン先生、あと登山ザックを買ったけど使い途がないとお嘆きの方、

もったいないから使っても大丈夫ですよ

とお伝えしたいと思いました。

お粗末様でした<(_ _)>

(追記)

諸星先生ふうのキャラを描いたら、昨日あげ忘れたけど、荒川で妖怪に遭遇したことを思い出しました。当方、妖怪の激写に成功した。ご覧ください(._.)

画像8

妖怪「ヤカンヅル」である。

いやあ、むかし自分でこんなマンガ描いといてなんですが、

ほんとにいるとは知りませんでした(._.)

しかも白昼堂々。

事実はマンガより奇なり、です(-人-)

たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)