ペン線迷子(/・ω・)/にていったん整理。
うーん、これは。あれだな。迷子になっとるな(*‘∀‘)
という訳で今回は久々にコレです。
いまペンの、線の練習をしてます。線そのもの、線自体の練習。
自分がいつも使っている線の偏りを直したい…という気持ちがあったのです。そんななかコメントでアドバイスもいただき、一番基本的な線の使い方を見直しておりました。
んでいろいろ線引っ張って見て、自分が感じた線の表情が変わる基本的な要素を整理してみます。というかしないと自分でもなんか要素が多すぎて迷子になってんなコレと感じるのですよ。
線の表情が変わる基本的な要素(極私的)。
①太さ 太い、細い
②速さ 速い、遅い
③長さ 短い、長い
④直曲 直線か、曲線か
もちろん以上は基本的な、であってあとは応用次第で千変万化するものです。途中で太さを変えたり、破線にしたり…はいったんおいとこう。ただこれだけでも１６通りある。
さて自分のクセはというと、いままでは上記の２，３つくらいしか使っていなかった(._.)だいたいが
・細く速い短い直線（主にカケアミ）
・細く速い長い曲線（自然物やカケアミ）
・太く速い長い曲線（効果線）
…くらいです。
正直言って、自分のマンガくらいならこれで何とか描けることは描ける。ただお気づきの通り上の３つはすべてが「速い」線です。なので雰囲気が似たようなものになりがちなのですね。
一言でいえば、ガチャガチャした絵になる。
まあ勢いがあるのはいいのだが、そればっかりじゃメリハリがない。というか「ハリ」しかない。もっとゆっくりした線も使いこなさなければ…（コメントでいただいたアドバイスはこれでした）と、思い練習を始めたのでした。
カケアミを使うと線の表情をごまかせてしまうので（逆に言えばカケアミをガンガンいれてくスタイルなら細く短い線だけでもけっこう描けてしまう、いっぱい線を重ねて画面を埋めることは可能ですからね。当方がこのスタイルだった）、練習は１カケ縛り（線を重ねない、平行線）で行っております。
まずはじめにゆっくりを練習した。
つぎにゆっくり・長く描く練習をした。
その後にゆっくり・長く・太く描く練習をした。
しかる後にゆっくり・長く・太く・まっすぐ描く練習をした。
上記のいちいちについて詳しく書いていたら大学ノートが埋まるので止めておきます。事実、自分の備忘録にと手書きでノートにメモ書いていたら半分ほど埋まりました。
ま、かいつまんで少しだけ書くと、
・ゆっくり描くとブレそうな気がしますが、これはけっこうすぐ慣れました('ω')
・ゆっくり長く描くのは手首の使い方に慣れが要りました。
・ゆっくり長く太く描くのはペンの角度の保持と、手首を固定して肘で描くのに慣れが要りました。
・ゆっくり、長く、太く、まっすぐ（定規で引いたまっすぐとはもちろん違いますが）描くのは上記全てと体を大きく使う感覚に慣れが要りました。
で、結果、なんとか上記の線をだいたい引けるようにはなりました('ω')。引ける、の基準は同じように並べて描いて１ミリ程度まで近づいてもくっつかず、太い線なら線より余白の方が細くなること。キレイに…とまではまだいきませんが、まああとは熟練度。一生の功夫でしょう。問題はそこではない。
いままで３種類くらいしか使ってなかった線の種類が急に４，５倍増えたことです。
ま、もちろん全部欲張って使うことはないですが…(*‘∀‘)
どういうところにどの線を使うのが適切で効果的で楽なのか。当方ショージキ迷子になっております。
…しかしこう言葉にして書いてみて納得ですね。コレは多いわ。カケアミ頼みでここまで来てしまい、ただの線だけで迷子になるほど種類があることに今更アキレましたね…これだってそれぞれカケアミに使うこともあるだろうし、そしたら当方が通常使う４カケまででも莫大な組み合わせになってしまう。脳が追い付きませんｗ
例えば
これは最も苦手だったゆっくり太く長い曲線で作った画面(さすがにまだヨレが見える)なのですが、こういうのは初めて描きました。初めてのことは頭が疲れますね。
しかし、これをさらに
こうカケ合わすことも可能なのだ。ここでは同じようにゆっくり太く長い曲線でカケましたが、別の線を使えばまた別の表情になるでしょう。
…いや、わかってます('ω')
あとは実践投入していっぱい失敗しないと使いようは身につかない(｢✒️･ω･)｢✒️。だいたいマンガのコマは１ページ丸ごとなんてほとんどないんだからよく使う線は限られてくるはずだし。
うん、ようやく頭が少し整理されたようです。やっと眠くなってきた(笑)続きはまた明日にいたします。
ではお粗末さまでした(*･ω･)*_ _)ﾍﾟｺﾘ
たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ？考え中(._.)