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納豆好きの葛藤(-"-)



これは介護会社のHPに何年か前にあげたマンガです。

蒸し暑い、食欲の落ちる時期になると自分で描いたマンガながら毎年思い出します。このマンガは介護の「ミキサー食」の話題の時描いたものです。

「ミキサー食」とは何か、ご存じでありましょうや。

噛む力が弱った方、塊を食べると危険な方などに提供する、料理をミキサーした食事です。当方も介護職員をやるまでこういう食べ方、提供の仕方があるのは知りませんでした。

ただこれはやっぱり「噛めない方」のための仕方ない措置であって、ホントはミキサーで崩したものはイマイチ…というか、美味しくはない(-_-;)ですよね。

ただ。
ただ、です。

以下は当方の個人的経験談として聞いてほしいのですが、介護職員として普段「ミキサーせざるものをミキサーし続けた」結果、

ミキサーしたら意外に美味かったもの


というのも実はあった。もし興味のある方はコラムを読んでいただきたい。

上のマンガに描いた「鶏のから揚げ」もその一つですが…。

実はもっと推したいものがある。

それはこのコラムの末尾にも乗せたのですが

「納豆」です。

いえもっと言えばモロヘイヤ、オクラ、ジュンサイ、メカブ、ツルムラサキ…すべての「植物性ヌルヌルネバネバ食品」です。植物性のものはミキサーで繊維をバラかせば消化もいい。これらは普通の人の食事でもよく夏のメニューで冷やしそばに乗ったりします。

ただマンガに描いた通りイマイチ

一体感がない。


麺を食べ終わっても皿に残っていたりします。これではもったいない。

そこで当方、夏に向けてよくこういうことをします。
(※もちろん自分で食べる用で、これをヒトにだすわけではない)

納豆を、

開ける。

全部開ける。

良く思うのですが、納豆1パックはごはん半合(一食分)には多すぎるのではないか(-"-)。他にもいろいろ食べたいし。そこで1パック1食という「くくり」をまず捨てます。

そしてなんと、あろうことかそのすべてを

ミキサーする(-"-)

こうしておけば麺にもよくからむおつゆにもよく解ける、調味料のように食べたいだけ使えばいいことです。

こうして

タッパーに取っておけば、自由自在である。自分でいうのもなんですが、これは非常に重宝なものです。みそ汁に入れれば精がつくし、味噌の代わりにキュウリに塗っても塩分控えめなのに美味しい。とてもおススメできます。



ただ。
ただ思うのは、いくら便利で美味しく使えるとは言っても

これはもう「納豆」ではないのではないか(-"-)


ということです。例えば「納豆を食べたい」という人にこれを出して、満足してもらえるかを考えれば火を見るより明らかだ。

こうなると「便利で美味しければいいのか」という話にもなる。

一体人は食べ物を、「便利」「効率」でどこまで変えていいものなのでしょうか。

またそれがいかに安全のためとはいえ

そんなものを食わされてはイヤだ


という人の気持ちはどうなるのでしょうか?



自分で勝手にミキサーしといて何を悩んでるんだ(笑)

と言われればそれまでなのですが(;'∀')これが介護職員の、いや当方の偽らざる心情なのでありました。

とにかく納豆は本来マメなのだ。


それを忘れてはイカン(-"-)
自制のため、記事にいたした次第です。

お粗末様でした(*- -)(*_ _)ペコリ




たくさんのサポートを戴いており、イラストももう一通り送ったような気がするので…どんなお礼がいいですかねえ?考え中(._.)